6号機は専業・軍団が消えるチャンス

2021.02.10 / コラム
完全に6号機に移行したら、どれぐらいの数の専業がスロットから足を洗うかは計り知れない。それによってスロットの稼働の落ち込みは厳しいものが予想されているが、逆にスロットも等価交換から脱却して、設定を入れて一般客に出玉を体感させるチャンスでもある。

6号機時代を「チャンス」と捉えるか、「終わった」と捉えるかで将来の見え方も変わってくる。

等価交換以前からパチプロといわれる人たちはいたが、等価になってからそれに加えて、ウチコ軍団が増えた。チャンスと捉えた場合、6号機では食えなくなったウチコ軍団も自然消滅するメリットがある。

そもそも専業と呼ばれる人は4パチ、20スロしか打たない。それで勝てなくなれば、スパッと止めるのが専業だ。

それでも止められない人たちが養分と言われる層で、1パチ、5スロに走った。

毎日来てくれる常連客もあまり負けないから通うことができる。1~2時間で1万円使ってくれる養分の存在が常連客を養っているようなものだが、コロナ禍で養分客も減っている。

専業・軍団が消滅した暁には、低価交換で本当にスロットのゲーム性が好きなお客同士がおカネを分け合う本来の姿に戻れば、本来の娯楽として6号機でも楽しめるというものだ。

メーカーはプロ、セミプロの意見に惑わされてはいけない。ホールが欲している一般ユーザーの評価を得る機械づくりが求められる。

ハンドルネーム「ライターも反対派」氏のコメントを紹介しよう。

「今日は言わせてもらいます。パチの最大の魅力は「勝てるかも」だろ?他の趣味は、ほとんど金を使うものばかり。その中で如何に金を使わずにやるかを考える事ができ、あわよくばお金が増える願望を満たす。そして、そのさじ加減を調整するのがホールでしょ。

成功体験を最大値にするのが最も必要。それだけ考えればいいから。他は二の次。毎日現場に立ち、客を見る。どのような人に出すべきか考える。稀な初見さんの行動を見る。そして初見さんに出す。もはやパチンコ屋に全く意味のない専業とやらには徹底的に出さない。相手の方が上手だとしたら出禁。ライターイベントなし。やるならユーチューバーや可愛い人のみ。

そのループだけ。徐々に友人も連れてくるから。座学のようなものにいくら頭を使っても無理、店閉めるだけ。

本当にパチンコ好きで文化として残したいなら本気出してくれよ。こちらはマイナでいいからもっと長時間打ちたい! 生活かけて勝ち組です!とか言いませんから。昔のように友人連れて打てる空間に戻してくれ。レート変更でも規制変更懇願するでも昔の機械使うでも何でもいいよ、頼むよ」

等価交換によって、大勝ちを求める客を業界は育ててきた。そのために等価仕様の遊技機をメーカーも作り続けた。コロナ禍での6号機は、それを一度リセットして、低価交換で玉を出して、出して遊べる仕様に戻すチャンスである。







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