栃木県遊協に「21世紀会決議の遵守」状況報告を要請/全日遊連

2021.02.10 / 組合・行政

2月9日、全日遊連執行部は栃木県遊協の金淳次理事長宛に「栃木県遊協に対する『21世紀会決議の遵守』状況報告要請について」とする文書(以下略、全日遊連発2月9日付文書)を送った。

全日遊連執行部はすでに1月29日付で同理事長宛に「栃木県遊協として『21世紀会決議の遵守』履行の要請について」とする文書(※栃木県遊協へ該当機種撤去を通告/全日遊連執行部)を送っているが、それを受けて同県遊協が2月5日に決議した内容が不明瞭であると指摘、さらなる対応を要請している。

2月5日の栃木県遊協決議では「21世紀会決議を遵守し、旧規則機の計画的な撤去に努めていく」としているが、これに対し全日遊連発2月9日付文書では「21世紀会決議を遵守せずに旧規則機が撤去されていなくとも、『あくまで撤去に努めている』」と言い逃れができる『玉虫色』の決議内容である」と指摘、しかも「1月12日以降2月3日までのホール4団体誓約書確認機関による撤去未履行として全機連への通報店舗数は栃木県内が理事長および執行部店舗を含め26店舗と全国上位に数えられている」とも言及している。

その上で、「21世紀会決議を遵守し、旧規則機の計画的な撤去に努めていく」との決議を撤回し、21世紀会決議を遵守することだけを明確にすること、2月15日(月)までに栃遊協理事長および執行部店舗での完全撤去と撤去結果報告、さらには毎週月曜日(報告は翌日)ごとに組合員店舗への具体的指導内容と撤去状況報告を強く要請している。

また、「期日までに完全撤去されない、または報告されない場合は貴組合に対するさらなる対応を協議する」とも警告している。

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