ギャンブルから脱却するためのアンチテーゼ

2021.01.31 / コラム
ハンドルネーム「名無し」氏は、パチンコ業界を賭博業界と表現する。ま、ほとんどの人はギャンブルと捉えているが、勝つか負けるかではなく、そのプロセスを楽しむ本来の遊技に立ち返らなければならないアンチテーゼでもある。

以下本文

ふと思ったけど、お客様にとってのメリットって賭博の世界じゃ勝てるかどうかじゃないの?
もちろん毎回勝てる機種なんて破綻してるしあり得ない。

まぁ、客の遊べる時間の差などによって多少の差はあるだろうけど。

勝てる確率でしょ?結局は。

極論言えば、長時間かかるけど勝てる機種があって、遊技時間が少ない人で時間内に取り切れなくとも勝てる確率が高ければそれに殺到するから。

店に来る人間に聞いてみ?
「今日は負けに来ました」って思って来店するか?ってさ。

そもそもギャンブルの世界で
「お客様にどんなメリットのある機種か?」
とか
「良いものというのは、お客様によって異なります」
なんて言ってる時点でアウトだろ。

別の視点で見るならば、もうこの業界にはそういう視点でしか経営の助言ができない、という可哀相な賭博業界だってことだ。

置かれている立場の認識がおかしいんじゃないかなと思うときあるけどね。

表向きだけでも庶民の娯楽だと思っている経営側と、当然パチンコはギャンブルだと思い金儲けに来る客側の温度差が激しいんだよ。

ここでも某牛が、客が金儲けに来るのがおかしいだとか遊び場の提供で場所代をもらっているだけだとか、経営側の言い分があるだろ。

こいつだってパチンコは賭博性があるからこそ成り立っているのを知らないはずはないのにだ。

あとは経営側も昔と違って金がかかりすぎるというところだろうね。

客は減って、昔よりも1度で勝てる金額も、平均勝ち額も減っているのにかかわらず、遊技機の価格が3倍にも4倍にも膨れ上がっちゃあそりゃあギャンブルビジネスとして成り立つわけがないわな。

その点だけで言えばメーカーの一人勝ち。メーカーがこの業界での癌だということだ。

それでも上に立つ取り仕切る人間に能力があれば、できるだけ公平にするものなんだろうが、能力あるものなどいないみたいだし、我先に精神じゃこうもなるわな。

ま、自分も含め、この業界に何らかの形で携わる人間にまっとうな人間は少ないということだな。



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