ユーザーから不評の遊タイム機を活用するために必要なこと

2021.01.22 / コラム
昨年4月にパチンコの遊タイム機がリリースされた。規定回転数の間、大当たりが引けなかった場合に時短が発動する救済機能でスロットの「天井」に近い機能は、パチンコの救世主と期待された。

ところが、この遊タイムをパチンコユーザーであり、日報のコメンテーターからは“愚策”の烙印を押されている。

遊タイム以前に回らないことに対する批判するコメントから。

「久しぶりにパチンコしました。遊タイムつきのモモキュンが350で空いてたので。500天井なので余裕だろうと思いきや、回らない。天井到達により戦ラッシュ突入したので勝てましたが、普段スロットやってる身からすると一回転に時間かかるし、回らないので回転が止まる時もあるし、もうやりたくないと思いました。やはりパチンコは回ってなんぼですよ。回らないとストレスはんぱない!回らないのに打ってる養分とか言われてる人たちはホント凄いと思いました」(遊タイム氏)

「遊タイムまで回す時間が他機種よりも確実にかかります。遊タイム付きの機種は過去の何もない機種と比べると明らかに辛い調整ですし、新台期間ですら辛いのにその後の通常営業時はもっと酷い調整になっている印象です。遊タイム付きも結局ホール次第です。で、今のところの印象は、設定付きと同じ道を歩むこと間違いなし」(名無し氏)

パチンコがなくなれば幸せ氏は専業や軍団のための遊タイムと指摘する。

「遊タイムのデメリットは、
・天井が近くなるとやめられない。
・その為閉店一時間前くらいになると打つのを躊躇してしまい稼働が落ちる。
・専業や軍団のようなハイエナ連中の為に回すのが嫌になり大当たり後は即やめ、稼働が落ちる。
・専業や軍団に張り付かれホールの雰囲気が悪くなり稼働が落ちる。
・そもそも天井なんかつけても釘が極悪で投資がかさむから稼働が落ちる。
業界にとってマイナスにしかならない専業や軍団の為に遊タイムなんかつけて何がやりたいの?業界潰したいのか?「一万円だけ打つか!」みたいな一般遊戯者はどんどん離れていってるよ。遊タイムつけたせいで打ちづらくなってますよ」

とんかつ氏の意見には耳を傾けて、改善策を取って欲しい。

「遊タイム付きの機械のニーズと現実があまりにも乖離していて、危機感を感じる。一般客は天井が近ければ拾う、粘ることもあるだろうけど、基本的には今までと同じように遊んでいる。特に、短時間客は天井とは無縁の状況。ライトミドルの500天井でも消化込みで3時間は見ないといけないんだから話にならない。

店は天井込のボーダーラインなのを理解できずに、遊タイムなしの機械よりはるかに厳しい調整にする。勝ってる人は宵越し、張り付きで期待値一万円以上を簡単に拾う。

一番取っちゃいけないところから金を引っ張って、無駄なところに配るって、パチンコ業界は頭おかしいよね。こんなの続けたら客はいなくなるのも当然。

遊タイム自体は新しいゲーム性としてあってもいいし、天井自体はスロットで周知されてるから、うまくやればスロットからの集客にもつなげられると思う。

でも、現状では負けてる客の負け額が増えるだけで、かえって客離れに向かっている。

まず、メーカーは発表機種全部に遊タイムをつけるのをやめてほしい。若い人向けの版権だけとかならわかるが。あと、朝一の据え置き告知等の機能はなくすべき。朝一に宵越しを狙うような人は客にはならないのだから。

店ももっと気を使わないといけない。張り付き、徘徊する人の排除と、甘過ぎる宵越し台のリセットは必須。サービスで据え置いてるつもりかもしれないが、誰の財布から金が出て、誰の財布に金が入るか考えてほしい。

金を使ってる人に金が戻るなら還元だけど、そうでないならただの無駄金バラマキでしかない。パチンコのニーズなんて出玉しかないのに、遊タイム付きの運用の現状は一般客の出玉を減らしているだけ」

これらの意見を聞き流すことなく、改善することから着手してもらいたい。




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