阿部理事長がコロナ感染予防の徹底を呼びかけ/全日遊連

2021.01.18 / 組合・行政

1月15日、全日遊連(阿部恭久理事長)は2021年初の全国理事会を都内の「第一ホテル東京」、およびリモートで開催した。議事では、「パチンコホールの換気実証実験」の動画を作成し、ホールの安全性を社会に対して見える化した全国遊技場青年部連合会に表彰状の贈呈が行われた。

決議事項としては、昨年11月に奈良県遊協の新理事長に就任した渡辺博治理事が機械対策委員会の所属となったことや、深刻なコロナ感染症の状況を考慮し、マスクや消毒液などをホールに設置してもらえるよう、原則1年間の契約を締結する「感染症予防対策商品のスポット契約」を新たに締結することなどが協議された。

阿部理事長はあいさつで「1月13日には緊急事態宣言が11都府県に拡大した。年初から苦境が予想されるスタートとなったが、執行部一同一丸となって全力で職務にあたり、この難局を乗り切るべく気持ちを新たにしているところ。皆さまの知恵をいただきながら前に進んでいきたい」と述べた。

その上で、緊急事態宣言下におけるコロナ対策について「昨年4月の緊急事態宣言下における業界へのバッシングは記憶に新しい。その後、全国の組合員ホールによる地道な努力や、全国遊技場青年部連合会の努力などにより、あらぬ誤解は払拭されつつあり、業界のコロナ対策に肯定的な報道なども見受けられるようになった。今回の緊急事態宣言中にホールからクラスターが発生すれば、私たちの今までの努力はたちどころに水泡に帰すこととなる。どうか21世紀会で策定した『パチンコ・パチスロ店営業における新型コロナウイルス感染症の拡大予防ガイドライン』の遵守を徹底し、全国1人ひとりのパチンコ・パチスロ店従業者が、ホールから感染者を絶対に出さないという強い意志を持ち、日々の営業にあたっていただきたい」と呼びかけた。

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