GoToの一時停止や帰省減少で集客問題はさらに深刻化
読者の皆様。あけましておめでとうございます。本来ならば、年末年始は繁忙期で業界にとっては〝おめでたい〟時期になるはずですが、今年はやはり新型コロナウイルスの影響で厳しい年明けとなってしまったようです。
都内では「緊急事態宣言の再発出」や「時短営業20時まで」なんて話が取りざたされています(※誌面作成時は発出されていませんでしたが、その後緊急事態宣言は発出されました)。感染人数が減らない中、GoToキャンペーンは一時停止になり、帰省を控える人も多いようで、地方のホール関係者さまは集客に苦労されているかと思います。閑散期が長期化することを見込んでいるからか、新台よりも中古機への入れ替えが増えたり、自社物件を再設置したりするホールさまも。また、シマの縮小をするというケースも増加しています。
そんな中で昨年12月はホールの定番機種である「海」と「ジャグラー」の最新機種が導入されました。6号機の救世主と見られている「アイムジャグラーEX」は、まだ全国で導入されていないので、今後どのような結果になるか様子見という状況ですが、もう一方の「海」シリーズ最新作「大海物語4スペシャル」は予想よりも稼働が苦戦中。海ユーザーである年配層がホールに戻ってきていないことが主な要因とも言われておりますが、集客が戻るきっかけになればと期待されていただけに残念なところです。ワクチンが広まるまでは、しばらく我慢の期間が続いていくでしょう。
「稼働がついた人気機種の再販が当たり前になる」。そんな話を以前にさせていただいたかと思いますが、今年もその傾向は続くようで、2月14日導入で「とある魔術の禁書目録」が約2000台増産、1月24日導入で「戦国乙女6暁の関ヶ原」が約1000台再々販されることが発表されました。3月以降はモードTYの上限が変更になり、さらに出玉性能が向上した新内規機種が登場してくる可能性が高いので、それまでにかなりの再販が発表されるのではないかと予想しています。
P機はスペック的にさらに注目を集めそうですが、一方のパチスロは「沖ドキ!」の撤去も控えており、しばらくは厳しい状況が続きそうです。そんな中でカプコンとユニバのように、パチスロ筐体のOEM化が増加気配。「ZEEG筐体」を複数メーカーが使用するとの噂も聞こえてきています。
旧規則機撤去が順調に進むかどうか不透明な状況に加えて、筐体はどんどん高額になり、貢献期間は短期化。さらに集客苦戦による売上低迷も重なり、今後も遊技機販売は苦戦しそうな状況です。
そこで新たに注目を集めているのが某企業によるP機レンタルサポートです。現在はDaiichiの機種だけですが、追加メーカーも検討中とのことです。今後増えてくればレンタル機種の運用が主流になるかもしれません。
また、セガサミーに続いて、豊丸も新たに専用サイトを開設してEC販売に踏み切りました。遊技機はネットで買うのが当たり前になるのかもしれませんね。
弊社もご希望が多くなれば中古機レンタルも検討したいと思っています。
2020年にリリースされたP機で粗利貢献ではトップクラスの実績を持っている本機。5週で累計粗利30万円突破は、「モモキュン」や「超韋駄天」の9週、「とある魔術の禁書目録」と「戦国乙女6」の7週を抜いて最速です。遊タイム搭載のライトミドルで、ファンも多いコンテンツのためオススメです。
大当り確率(右打ち時) |
約1/198.59(1/1) |
賞球数 |
1 & 2 & 7 & 2 & 9 & 9 |
ラウンド&カウント |
7 or 10R & 10カウント |
ST突入率 |
54% & 約77%(2回連続で非継続(60%)を引いたら終了) |
時短回数 |
1回(保留1個) |
出玉 |
約630 〜 900個(払い出し) |
©2014 Project 2H,
先月もお伝えさせていただきましたが、今月もちょいパチをオススメ機種としてピックアップ。リリース台数が少なく、他店との差別化にもうってつけですし、4円パチンコの固定シマとしても期待できると思っています。現在も稼働貢献中(48週継続)という実績機です。
大当り確率(確変時) |
約1/49.9(約1/16.9) |
賞球数 |
3 & 2 & 7 & 2 & 3 |
ラウンド&カウント |
5 or 10R & 7カウント |
確変確率 |
60% |
時短回数 |
通常大当り後10回転 |
出玉 |
約245 〜 490個(払い出し) |
©Konami Amusement
コロナの影響がふたたび大きくなっていく中で〝沖ドキ!〟がついに撤去!
P機は市場拡大の可能性もあるが、S機はさらに苦しい状況が続く。