お店としての重要課題は何か?

2020.12.27 / コラム

今年も残りわずかとなりましたが、2020年はコロナ禍で難局の連続。
そして、まだ終わりは見えていない状況で2021年に突入します。

30年以上前になりますが、当時勤めていた会社の会長が「脱皮できない蛇は死ぬ」ということを話されていました。
時代が変わり、社会背景が変わり、環境が変われば、常に自身も脱皮して変化していくことが求められます。

エンドユーザー様に価値を提供していく業界に関わる全ての人たちが、現状と向き合いながら脱皮しなければならない段階です。

●既存ファンの方々を楽しませられなければ撤去による離反が加速します。
●新規ファンを獲得できなければ、参加人口減少は更に加速します。

コロナ禍で参加人口減少が加速していますが、これはコロナが起こらなくても近い将来に起こった可能性があるので、いずれにしても向き合うべき課題は商売の根本である上記の2点になるというものです。

業界に携わっている各企業の立場として、それぞれが業界全体の根本課題に対して、自社として真剣に取組むべき重要課題があります。

メーカー企業としての重要課題、周辺機器や設備系企業の重要課題、ホール企業の重要課題。
荒波の大海で船を沈めるのか、変化して乗り越えるのかは待った無しの状況です。

コロナでなくてもファン減少は続いているので、重要課題を中心にその周辺で必要となる課題を早急に変化させる挑戦を繰り返す必要があります。

ホール企業にとって変化すべき重要課題は、繰り返しお伝えしていますが【好きな機種が見つかるお店作り】です。

どんなに『面白く・楽しく・ワクワクする』機種があったとしても、それはお客様に『伝わり・興味を持ち・好きになる』ことが無ければ宝の持ち腐れです。

お店はお客様に【好きな機種を見つけてもらう】ことで、リピートし続けてもらうことができます。

そもそも、【好きな機種が見つかる】ことがお店で出来なかった場合、新規ファンを増やすことも不可能です。

知り合いに誘われて遊びに来て、そこからファンになるというケースが多いのですが、それでも【好きな機種が見つかる】ことが無ければ、「つまらない」という気持ちになって離反します。

少し営業っぽくなりますが、現在は上記の課題を解決するために【フダポス】という販促物のダウンロードサイトをパートナー企業と実施しています。(フダポスで検索してみてください。また、低価格のトライアル利用も可能です。)

この中の『大当りフローPOP』は、私が6年前からホール様と作成していた台上POPで、現在も監修を行っています。
あくまでもツールなので、ツールをどうお店で活用するかが大切ですが、実際に【好きな機種が見るかる】ことのサポートが出来ているツールです。

パチンコもスロットも、スペックによって大当りの流れが複雑になっていたり、タイプも異なるのが現状。
機種のスペックやタイプが変化しているのであれば、伝え方も変化させないと伝わらないし、好きになることもありません。

そして、来年は旧規則機の撤去があり、残っている機種は既に長く使えていて安定ファンがいる機種が多いです。
この機種が撤去されて、好きな機種が見つからなかったお客様は離反します。

自店でファンを減らさない取組みが出来ているか?
自店でファンを増やす価値提案の取組みが出来ているか?

ぜひ、自店を変化に対応させながら来年を迎えて欲しいと思います。






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