【動画あり】最速リポート!Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜 直営店で先行導入開始 若年層に刺さる絆結びRUSH中のスピード感

2020.12.25

パチンコ業界内でも定番シリーズとして定着した「ひぐらしのなく頃に」。そのパチンコ最新機種「Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜」が登場する。

パチンコシリーズでは2019年12月に登場した前作「Pひぐらしのなく頃に〜廻〜」が、2段階型RUSHかつ転落タイプの1種2種という新たな試みのスペックで登場し、その新しいゲーム性や出玉感でユーザーから注目を浴びた。
1年ぶりの最新作となる「〜瞬〜」は前作のゲーム性を継承しながら、新たな解釈基準で可能となった遊タイムと突然時短を搭載。また前作で好評だった「絆結びRUSH」への突入率アップや右打ち中の10R比率向上など大幅なスペックアップがなされているといい、再びユーザーの目が向くことが予想される。

さらに現在、新アニメシリーズの「ひぐらしのなく頃に 業」が放送中であり、導入時の初動に期待が持てることだろう。

「〜瞬〜」の全国導入開始は年明けの2月8日からの予定となっているが、それに1カ月以上も先駆けて大一直営各店で12月23日より先行導入が開始された。全国導入に向けた注目の初動指標となる今回の先行導入に当編集部が潜入し実戦取材を行ったため、これをリポートしていきたいと思う。


Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜 スペック

直営店の様子をお伝えする前に、まずはスペックをおさらいしよう。

本機は大当り確率1/319.8の1種2種混合機。前作も1種2種混合であったが、前作が時短1+残保留4回(初当り直後)であったのに対し、今回は回数変動型のロング時短に変化。さらに前作でも好評の超天国状態「絆結びRUSH」に加えて、右打ち中大当りの4.2%もしくは残保留4回で突然時短に当選、遊タイム到達などで発動する次回大当り超濃厚の「超・絆結びRUSH」も搭載され、継続期待度が大幅にアップしたスペックに進化している。
細かなスペックと遊技フローはDaiichiの「Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜」機種公式ページhttps://daiichi777.jp/pachinko/higurashi4/)より引用した以下の画像をチェックしていただきたい。

 


開店時の並びのうち半数がひぐらし狙い

12月23日から大一昭和橋店(名古屋市中川区)に10台が最速導入され、翌24日からは大一岩塚店(名古屋市中村区)にも10台導入。さらに25日からは大一畑江通店(名古屋市中村区)でも導入予定となっている。

今回は24日開店の岩塚店にて、開店当日の朝から先行導入の様子を観察し、さらに実戦も行ったのでお伝えしていこう。

当日、岩塚店では先行導入目当てと思われるユーザーたちが開店待ちの列を作り、並んでいた人々の半数が「Pひぐらしのなく頃に〜瞬〜」へと流れていった。
筆者自身も朝から並び、ひぐらしを確保することに成功し実戦を開始した。


前作よりもスピード感がアップした爽快感のあるRUSH

9時から実戦を開始し、9時20分に早速1回目の初当りを獲得。

初当り時の98%は前作同様に「真・身隠しモード」に突入し、この間に大当りすることができれば高継続な超天国モード「絆結びRUSH」突入のチャンスというフローは変わっていない。
変わった点としては、前作では1/7.7だった右打ち中の図柄揃いが今作では1/87.4になり、「真・身隠しモード」の時短回数も前作の時短1+残保留4回(初当り直後)から時短60+残保留4回に。トータルで見ると「真・身隠しモード」中の引き戻し率は今作が約57%と期待度が上昇した形だ。

さらに大きく変わり目立つ点は、「絆結びRUSH」が前作では転落タイプであったのに対して今作では150+残保留4回転の重量級ロング時短となっている点だ。今作では右打ち中大当りの81.8%が10R大当りであり、うち77.6%が時短150回「絆結びRUSH」、残りの4.2%が次回濃厚となる時短949回「超・絆結びRUSH」へと突入する。

店内装飾の様子

 

朝イチ早めに引けた1回目の初当りは時短60回で当りを射止めることはできず……。しかし残保留を消化し始めた61回転目でシリーズお馴染みの「嘘だッ!」演出が発生。10R+絆結びRUSHの「ひぐらしBIG BONUS」を獲得し、ひとまずRUSHに突入でまとまった出玉を獲得できた。
途中、4連目で振分18.2%の4R+真・身隠しモードとなる「ひぐらしBONUS」に当選するも、再び引き戻しに成功し、かつ振分4.2%の次回濃厚「超・絆結びRUSH」にも突入し、合計9連・約1万個の出玉を獲得できた。

今作の右打ちは時短回数が増えたこともあり、消化スピードが大幅に上昇している。特に突入率自体が上昇した絆結びRUSHは前半・後半などで演出やスピードが変わるということもなく、全編を通してスピード感をもたせているため爽快感がある。さらに右打ち中の81.8%が払出1350個の10Rということもあり、想像していたよりも出玉感も高く感じられるものであった。
絆結びRUSH中のスピード感は以下に掲載する動画を確認してほしい。

また、通常時の演出は前作を踏襲しつつ新規演出も追加。さらに演出の種類や信頼度の改善もされており、前作を遊技したユーザーならばよりアツくなれるポイントが分かりやすくなっている。
もちろん前作を遊技していないユーザーにとっても、「L5発症」や「雅覚醒リーチ」などキー演出発生で素直に期待が持てるし、演出期待度が★で表示されているためポイントが分かりやすいだろう。

 

絆結びRUSH中はDaiichi機種お馴染みの「加速装置」が発動し高速消化(左)
通常時は新規追加の導光板演出発生でチャンス(右)

筆者はその後もう一度572回転で初当りを獲得し、再び9連・約1万2千個を獲得。
2回目の右打ちでも1度「超・絆結びRUSH」へ突入した。4.2%という現実的な確率で最高状態が訪れると考えると期待感の持てるスペックだと感じた。

加えて、「超・絆結びRUSH」へは右打ち中大当りの振分以外にも、残保留4回のみで抽選される突然時短でも突入する可能性がある。
この突然時短についても、1/37.0という現実的な確率であるし、同時に1/87.4の図柄揃いも抽選しているため、合算で約1/26という破格の確率。時短終了時の約7回に1回は当選する確率と考えると、RUSHが終わっても残保留4回の消化に大きな期待度を持って臨むことができるだろう。

超・絆結びRUSHは右打ち大当りの4.2%ほか、残保留での突時当選、また遊タイム発動と多彩な突入契機が存在

 


スピード感と出玉感で盛り上がる店内

再び昼頃の店内の様子に目を向けてみると、遊技しているのは若年層が中心だ。中にはYouTuberと思わしき人物がカメラを片手に実戦する様子も見受けられる。

今回実戦した岩塚店はパーソナル計数機であるため出玉が積み上がる景色はないのだが、データを見てみると12時時点で1万発超えの台も。一度RUSHに入れば大きな出玉へ期待が持てる機種であることが見えてきた。

YouTuberらしき2人組も楽しみながら撮影ししていた

コンテンツ的には若年層が中心だが、スピード感が感じられ、出玉への期待度も高いスペックゆえ、幅広い層からの支持にも期待ができるだろう。全国導入時の初動にも注目だ。

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