年末年始のモテチャンスを逃さない!

2020.12.20 / コラム

マーケティングは恋愛と似ています。

お客様に自店を好きになってもらうには、お客様が「このお店が好き」という気持ちになるような努力をする必要があります。

研修やコンサルティングでは常々「モテるための思考と行動が大切」ということをお伝えしています。

モテると表現していますが、男女関係のことだけでなく、上司なら部下や仲間から、部下なら上司や仲間から、人間関係においてもお相手から魅力を感じてもらえる、人様から頼りにされたり、必要とされることなど範囲は広いです。

また、お金にモテる人は、同時に仕事でモテることも大いに期待できます。
稼働や売上というのは、お客様にモテている結果なので、自社や自店の魅力を高めていくというのは、お客様に「嬉しい・楽しい・面白い」と思われることを提供していくものになります。

このメルマガとは別に、差別化価値を生み出すための【真面目なモテ理論(魅力理論)の実践(コト視点の価値づくり)】を毎週火曜日にブログとメルマガで発行しています。

これは、お客様やお相手が価値ある体験によって「嬉しい・楽しい・面白い・有難い・・・・・」という気持ちを生み出す考え方のものです。

好ましい気持ちになる施策や行動をお店で実践するために、お客様の体験視点(コト視点)で思考して価値ある体験を提供するものです。

お客様にモテるには、お客様が好きになる価値が届くことが必須となりますが、自店や自分の行動が『何を届けているのか?』を見直し、価値ある体験を提供するものに変えていくことが最重要となります。

お客様が好きだからこそ大切にする気持ちと、お客様が自店を好きになってくれるからこそ人生の一部としてお店を大切に思ってくれる気持ち。

恋愛関係は少し関係性が異なりますが、この気持ちに関しては同様のことです。

前置きが長くなりしたが、私たちの業界全体でファンが減少し続けているというのは、パチンコやスロットを好きになって欲しい方々に恋愛のアプローチをしていないことと、せっかくお店で遊んで下さっているお客様がいるのに、引き続き好きになってもらうためのアプローチが不足して離反させている結果です。

繰り返しコラムで書いていますが、現在のパチンコやスロットはスペックが複雑になっているので好きな機種が探しにくい状態です。

自ら情報を集めるユーザーには問題はありませんが、ライトユーザーは好きな機種が探せなければ簡単に離反します。
業界人で「打てる機種はあるけど好みの機種がない」ということを議論したりしますが、私たちは業界に携わっているので完全離反はしませんが、それでも遊技動機が薄れてしまいます。

これがユーザーであれば、簡単に離反することは当然の結果となりますが、この情報を自ら積極的に集めないお客様を対象にした、好きになってもらうためのアプローチが圧倒的に不足している状態をまずは改善する必要があります。

今年の年末年始は、コロナによって故郷への帰省を控える傾向があるようです。

これは可処分時間と可処分所得の使い道が変わることになり、もしかしらた例年よりも年末年始に来店されるお客様も増えるか、久しぶりに来店するお客様もいる可能性があります。

特に、久しぶりに来店されるお客様にモテるための準備をしておかなければ、せっかく今後のファンになってもらうチャンスがあるのに活かせなくなります。

準備期間は少ないのですが、“台とお客様とのつながり”を作るための施策をやれるだけやることをおすすめします。
アプローチしないで好きになってもらうなんて都合の良いことは起こりません。

モテる人やお店は、ヘビーユーザーだけでなく、ライトユーザーに対しても、対象に対して異なるモテアプローチを実施しています。








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