退職に伴う補充採用はいつから?

2020.11.14 / コラム

採用支援㊙ブログより

退職者が出れば、代わりを補充するための採用が必要になります。

いつ求人を出すか?ということは非常に重要で、遅くなればなるほど、採用も遅れます。

必要な時期になる直前に求人を出しても、採用できるまでには、平均1ヶ月程度の時間を要します。

あまり早く採用すると人件費がかさんでしまうという声をよく耳にしますが、必要な時期に採用が間に合わず、結果的に求人費用の方がかさんでしまうことも多く、募集開始時期は早すぎても遅すぎても良いことはありません。

募集開始時期は、募集するターゲット層によって変わりますが、今回はフリーターを採用したい場合の有効な開始時期について紹介したいと思います。

まず認識が必要なことが、フリーターの多くは在籍中に次の転職先を探す傾向が強く、転職するにしても現在勤務中の会社には少なくとも1ヶ月前に退職告知をする必要があるため、募集が出たからと言ってすぐに転職することは一般的には無理です。

例えば、4月1日から勤務できるフリーターを採用したい企業が、3月1日に求人募集を開始した場合に採用できる範囲は、現在無職で求職中のフリーターに制限されるということです。

上記の場合、無職のフリーターという狭い範囲が採用ターゲットになってしまうため、必然的に選べるほどの応募数は上がらず、下手すれば4月1日から勤務できるフリーターを採用できない可能性も上がります。

よって、推奨とされる開始時期は必要な日の2ヶ月前となります。

求人各社が8週間の掲載プランを販売している理由は、そもそも安全に採用するには2ヶ月かかるということです。

2ヶ月前に掲載を開始することで、転職希望のフリーターに時間的猶予を与えることができるため、1ヶ月前から募集する場合よりも、採用が円滑に進む可能性が上がります。

考えるべきは、転職希望者の都合に配慮が必要だということで、企業の必要時期と求職者の転職可能時期に、ミスマッチがないように掲載開始日を考える必要があります。






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