スロットコーナーはメイン機種の入れ替え、バラエティーコーナーの刷新に加え、入れ替え予算を抑えるために台移動を行うホールが少なくない。レイアウト変更はコストを掛けない“新装開店”とも言える。
ところが、その作業を担当する現場スタッフからするとあまり有り難くない。店舗スタッフ120名に聞いたアンケート調査では、店舗の仕事で負担を感じる作業として、以下が挙げられている。
1位 深夜作業(112名)
2位 機械台運び(101名)
3位 玉箱の上げ下げ(68名)
以上の結果を見ても従業員やアルバイトは深夜の台入れ替えを一番嫌がっていることが分かる。なにせ機械の重量は1台50~60キロもあるので、台の上げ下ろしは過酷な重労働となってしまう。
「アルバイトから入れ替え日はシフトを入れないでください、というお願いもあったほど嫌がりますね。ウチは男女同一賃金なのですが、女性社員は入れ替え作業をしないことになっています。だから男性社員からは不満はありますよ」(北関東ホール主任)
スタッフが嫌がる深夜の入れ替え作業を業者に任せているホールもあるが、コロナ禍で経費削減の見直しから、内製化に切り替えるホールも出てきている。それが嫌でアルバイトが辞めてしまったのでは元も子もない。
重くて辛いスロットの入れ替え作業や台移動が、力を必要としないだけでなく、効率的に行えるようにならないか? そんなホール現場の声を反映して開発されたのがスリーストーンの「マジかスロット」だ。これはスロット専用の台車で遊技台を上げ下げすることなく、非力な女性1人でも簡単に台入れ替えをサポートする優れモノだ。
百聞は一見に如かず。YouTubeを見てもらえば一目瞭然である。
固定椅子を外すことなく、台車が椅子をまたぐ。台車の高さと膳板は同じ高さなので台をスライド移動させるだけで入れ替え作業は終了する。台移動ではスロットが重たいからと言ってホッパーを外したり、コインを抜く手間もいらない。これなら女性や年配者でも入れ替え作業が行える。
「マジかスロット」の使い道はスロット専用台車だけではなく、普段はメダルキャリーとしても使える。さらにオプションでイルミネーションカバーを付ければ、LEDの光りでスロットコーナーに彩を添えてくれる。
これだけではない。
深夜作業の時間短縮のために同社が開発したのが入替ナビだ。これは複数のマジかスロットを導入しているホール向けのもの。どの台車をどの台に移動させるか? 台の上げ下げを一切することなく、どういう順番で行うのが最も効率的かを自動計算してくれる。

その手順通りに行えば短時間で台移動も完了する。どう動くかをシールでプリントアウトして台車に張り付けるので動き方を目視できる。

マジかスロットを20台導入しているホールの店長は「これでスタッフは重労働から解放されたので、台移動のマネジメントが積極的に行えるようなりました」と話す。
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