あったら便利な喫煙ブース利用者表示器

2020.09.10 / コラム

屋内の喫煙所は狭い密封空間になりやすいことから、コロナ感染対策から行政は喫煙所を利用するにあたり、次のような注意喚起を促していた。

喫煙室を利用する場合の注意

・混雑時の利用を避ける。
・利用する場合は人との距離をとり,間近で会話をしない。
・お互いの距離が十分に取れない状況で一定の時間いる状態にしない。

これを受けて駅などの公共施設では喫煙所そのものを閉鎖するケースが少なくなかった。君子危うきに近寄らず。リスクがあるなら責任問題にもなるので閉鎖してしまえ!



いつかは喫煙所から感染が発生すると思われていたが、現実問題となった。

8月7日、東京都は新型コロナウイルスの感染状況の中で、初めて職場の喫煙室で同僚からコロナの感染があったことを発表した。都の担当者は「喫煙所のような狭い場所で密になって会話していたら感染リスクはある」と警告する。

喫煙所からの感染事例があったことを受け、ホール関係者の中には自店の喫煙所を閉鎖するかどうか悩ましい判断を迫られている。

駅のような公共施設はスパッと閉鎖できるが、パチンコホールはサービス産業で、なおかつ遊技者の喫煙率が60%以上と極めて高い業種にあって、おいそれと閉鎖はできない。

行政は混雑時の利用を避けると簡単に言うが、遊技中に吸いたくなったら吸うのが喫煙者のリズムで、遊技台から離れた場所にある喫煙ブースが混んでいるのかどうかは知る由もない。

ホール用の喫煙ブースは広いもので4~5人用だ。

行って満室だったらイライラしながら外で待つことになる。負けていたらイライラモードはさらにピークに達する。何度もそんなことが起きればストレスとなる。

そうならないために、新幹線のトイレ表示の様なものがホール内にあったら喫煙客の利便性は格段に上がる、というものだ。



この対策を終えているのがテクノシードだ。

人数カウント機能を持ったカメラ(既製品)を採用。店舗内wi-fiで制御し、PC側にデータを送信・処理し、当該デバイスに人数を表示する。

喫煙ブース内に設置のカメラは無線式を採用。取り付け時に余計な配線工事などの必要がない。

また、表示する情報はすべて施設内のネットワーク内で簡潔するため、新規でwebサーバなどの月額費用がかかる設備の契約の必要はない。

導入機器はカメラ(人数カウント機能付き)、wi-fiルータ、表示処理用PCの3種のみ。ディスプレイはプレイ中でも見れる島端の高い場所に設置するほか、ホールで使っているデジタルサイネージやデータ表示器とも連動できる。



遊技客は利用待ちの状況をブース前までわざわざ行かなくても状況を確認を確認できるのでストレスの緩和、顧客満足度の向上が見込まれる。






オリジナルサイトで読む