お客様のタイプを想定した価値提供を!

2020.08.13 / コラム

ホール様も休業からの再開後、7月まででお客様の戻り状況は見えていると思います。

私のクライアント様では、複数法人様が同様に29歳以下の会員様の戻りはほぼ100%で、会員数としては一番多い30歳~49歳、50歳~69歳の方々の戻りがマイナス30%~38%という結果でした。

新型コロナがどのようになっていくか私には分かりませんし、戻りが遅い顧客層の方々の事情もありますが、これから年末に向けては『戻っていただくキッカケ』となる来店動機は作り続けていく必要性を感じます。

粗利が厳しい状況の中で、今後の撤去も踏まえた入替を考えることになりますが、出来る限り自店において戻ってほしいお客様と、今のお客様のニーズに合う機種の選定が欠かせないと思います。

そのような中で、今後のラインナップとしては4円パチンコで活躍が期待できる機種がちらほらと見え始めています。
特にサラリーマン層の方々が、短時間遊技でも期待を感じる機種の可能性を感じています。

もちろん、サラリーマン層だけでなく、4円パチンコのファンを再度増やしていく可能性があるのが『短時間でも楽しめる』という点で、機種によっては短時間でも長時間でも楽しめるという仮説が立てられます。

まだまだラインナップが少ない状況ですが、自店においてサラリーマン層に訴求したい場合は、サラリーマン層というお客様のタイプを想定して、そのお客様が価値を感じる価値提案と価値提供を実施していくことが、入替と同時に店内での販促などで必要なものになります。

会員分析では、4月以降来店していない30歳~69歳(実際はもっと細分化した分析をしていますが)の方々は、既に4か月来店していないことになります。

どのタイミングで来店して下さるかは分かりませんが、可能性のある連休などを活用して入替での来店動機を繰り返し作りますが、来店したときに以前打っていた機種が無かったり、人気が無くなって誰も打っていなかったりしたとき、【何を打ったらいいのか?】という気持ちになってしまいます。

自ら機種を探して下さればいいのですが、そのようなお客様ばかりではないので、対象とするお客様のタイプを想定して訴求しておく(伝える)ことが大切です。

夜から来店されるサラリーマン層の方々へ一つの提案として、『短時間でも楽しめる』という価値提供が出来る機種の例として、【Pモモキュンソード】のようなライトミドルで遊タイムがついている1種2種の機種、【P大工の源さん超韋駄天】のような継続率が約93%の機種(高値ですが)、そして、遊タイム付きの甘デジで遊タイム中の引き戻し率が90%を超える機種など、『短時間でも期待感があり、わくわくできる楽しさ』を提供できると考えられます。(何故の?詳細は割愛します)

特に、遊タイム付きの甘デジで、遊タイム中の引き戻し率が90%を超えるものは、機種を知らなくても、ビギナーのお客様でも4円で楽しめる機種だと思います。

いずれにしても、自店においてどのお客様に何を提供するのかは、そのお客様のタイプを想定して、適切な機種や適切な価値提案と価値提供をしていくことが大切です。
大変な状況は続いていますが、ぜひ『楽しさを提供する場』として、それぞれのお客様に楽しんでもらうことを今だからこそ見直すことも必要かと思います。





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