緊急事態宣言後の大型連休は例年通りとはいかず!?
先月から新型コロナウイルスの感染者がふたたび増えてきているという状況でしたが、その気配は収まることなく、7月はいくつかのホールスタッフの方から感染者が出たというニュースも。本来の稼働に戻っていない中で感染者が増えるニュースは、業界にとっても非常に影響が大きく、夏の大型連休も例年通りの稼働を期待するのは難しいかもしれません。
また7月には全国各地で集中豪雨による被害も続出しており、南九州地方や東海地方では被害を受けてしまったホールさまもあったようです。ウイルスの影響に加えて、集中豪雨被害と苦しい状況が続いてしまいました。しかし、行政からのサポートが望めない現状において、営業を続けていく以外に選択肢はなく、ウィズコロナを念頭に難しいかじ取りが続いていくことになるでしょう。
厳しい情勢ではありますが、夏の大型連休やその先の年末に向けて、旧規則機を減らしつつ、稼働を上げていかなくてはならない状況は変わりません。機種購入予算を確保されている法人さまは高値の中古機「P大工の源さん超韋駄天」や「Sバジリスク甲賀忍法帖〜絆2」など、現状100万円以上の値がついている高額中古機を複数台購入する動きが見受けられました。また、経過措置延長の影響もあり、旧規則機の「CR大海物語4」や「ディスクアップ」などの売買も散見されています。
一方で値段に見合わない割高なイメージがある機種の取引は鈍化していて、中古機売買もシビアな選択をしているホールさまが増えているようです。また堅調稼働を続けている、例えば「P義風堂々〜慶次と兼続2」のような機種は市場に出にくくなってきています。
さて、そんな中でP機は販売も稼働も好調で、特に「遊タイム」搭載機が注目されています。7月は西陣からリリースされた「PモモキュンソードMC」が全国導入されましたが、1種2種混合機のライトミドルで「遊タイム突入=大当り濃厚」という分かりやすさもあり、稼働も利益貢献も上々の結果(7/22現在)です。追加販売もありましたが、7次ロットまで完売している状況です。
一方のパチスロ6号機はP機とくらべると相変わらず苦戦中ですが、7月に導入された「S BLACK LAGOON4」はまずまずのスタートを切ったようです。そんな中でパチスロの中古機市場では、徐々に6号機売買の動きが出てきました。特に目立った機種はありませんが「Sラブ嬢2」など1年くらい前に販売された機種(相場は20万円前後)の取引が多くなってきた印象です。
6号機も少しずつ動いてきましたが、やはり今は「遊タイム」搭載機。「P仮面ライダー轟音」「P真・牙狼」などのハイミドルをはじめ、「P交響詩篇エウレカセブンHI-EVO」(ライトミドル)、「P新・必殺仕置人TURBO」(甘デジ)など、10月ごろまでに遊タイム搭載機がすべてのスペックで登場します。どのようなタイプが支持を集めるのか。中古機相場にも影響があるので稼働に注目したいところです。
全体的に高値取引の中古機が多い中で、ダークホース的な機種といえるでしょう。作りこみは非版権モノゆえ独自の演出が面白く、また設定差があるため複数台の運用もオススメ。豊丸は中古売買が活発なメーカーの1つなので、役目を終えれば売却もOKです!
大当り確率(確変時) |
約1/149.6(約1/72.1):設定1〜 約1/114.7(約1/55.3):設定H |
賞球数 |
1 & 2 & 3 & 7 & 9 |
ラウンド&カウント |
4 or 5 or 6 or 8 or 9 or 10R & 9カウント |
ST突入率 |
100%(100回転まで) |
ST継続率 |
約75.9%(設定1)〜約84.4%(設定H) |
出玉 |
約108〜810個(払い出し) |
©TOYOMARU
合成確率が設定1でも1/40を切るほど軽いノーマルタイプ。価格は横ばいで今が底値かもしれません。粗利性能は低いですが、反面そこがユーザーから支持されています。利益が取りにくい機種で導入店は少ないため、希少性があり、少台数導入でバラエティーの幅を広げてくれるでしょう。
ボーナス合成確率 |
1/39.7(設定1) or 1/32.2(設定6) |
タイプ |
ノーマルタイプ |
ボーナス種別 |
PYRAMID BONUS(平均獲得約130枚) REG BONUS(平均獲得約40枚) |
技術介入 |
ボーナス中に簡単な目押し |
50枚ベース |
約22回転(設定1) |
出玉率 |
100.4%〜110.3%(完全攻略時) |
©Daito
続々とリリースされている「遊タイム」機は中古機市場でも取引が活況にハイミドル〜甘デジまで、全スペックが出そろう10月ごろの相場に注目!