お客様と台(機種)のつながり作り
2020.07.17 / コラム毎回コラムでコロナによる影響を書いておりますが、コロナ以降に遊びに行っていないというお客様はいらっしゃります。
アミューズメントジャパン様のアンケートでも、6月1日以降で未だに行っていない方は約21%で、それから1か月経ったのでもう少しパーセントは減っていると思います。
更に、アンケートでは3か月前より費やす時間が減少した方が約66%もいます。
稼働を上げるには、『滞在時間を延ばしてもらう』『来店回数を増やしてもらう』ための取り組みを店内でコツコツと実施していく必要があります。
自店の新台や中古の入替施策やお店の特徴で、他店のお客様に来店してもらうことも課題となります。
まずは、今月の4連休や8月のお盆、9月も4連休があるので、しっかりと連休中に楽しんでもらえるよう、集客の施策と店内での施策を充実させていくことになります。
クライアント様にはお客様の来店傾向を把握するために、会員様の来店回数と来店人数を、来店回数別で確認して頂いています。
月に『1~5回』『6~10回』『11~20回』『21~月の日数』で、月に11回以上来店されるお客様は、お店によりますが2~3割くらいの会員数です。
来店累計にすると、この2~3割のお客様が6~7割の来店数となる傾向です。
当然ですが、お店を支えて下さるロイヤルカスタマーの方々なので、自店をいつまでも好きでいて下さるような価値提供をしっかりと実施していくことになります。
こちらのお客様が一人離反するだけでも、お店にとっては大きな影響になるので、大切にしていく必要があるのですが、今後のタイミングで注意をしていくべきことは、『好きだった機種が無くなり、次に好きなものが見つからない』ということが起こると離反の可能性が高まります。
旧規則機の撤去が延長されましたが、コロナによって来店されないお客様がいる中で、今後は徐々に撤去期限を迎える機種も出てきます。
「久しぶりに遊びに行ったけど、いつの間にか好きな台が無くなっていた」となったとき、次からの来店動機が薄れてしまうことになります。
よって、機種が複雑化している現在の状況と、撤去していく必要があることを踏まえて、“お客様と台(機種)のつながり作り”の活動をしっかりと実施していくことが大切です。
ちなみに、この“お客様と台(機種)のつながり作り”に関しては、ロイヤルカスタマーのお客様だけでなく、来店回数が『月に1~5回』のお客様にとっても有効です。
台を知ってもらい、好きになってもらうための取組みが“台とのつながり作り”なので、店内の機種が『どんな機種か分かる』ように台上のPOPを工夫することや、どんなタイプの機種なのかを伝えるプロモーションツールも重要になります。(もちろん、広告宣伝のルールの中で)
私のクライアント様では、コーナー別にカテゴリー分けをして、台上の札や台上のPOPでどんな機種か分かるように訴求しています。
台上のPOPは、『大当りフローPOP』という、どんな流れでどんな当たり方をする機種なのかが分かるものです。
お客様もフローPOPの見方が分かれば、知らない機種でもイメージできるものです。
(下記に案内しているフダポスで武内が監修している大当りフローPOPが手に入ります。7月末までキャンペーン実施中です)
少し営業になりましたが、ぜひ見ていただければ分かると思います。
いずれにしても、集客のアクションだけでなく、来店回数が少ない、自分の都合が良い日で来店されるお客様にリピートして頂くためには、好みの機種や来店動機となる好みの遊び方ができる機種を見つけてもらう必要があります。
コロナの状況下ではありますが、商売としての基本である『好きな商品を見つけてもらう』ということも同時に進行していくことが重要なタイミングになっていきます。