計画的撤去を遵守しなければ組合員の資格停止/全日遊連

2020.07.16 / 組合・行政

7月15日、全日遊連は都内の「第一ホテル東京」で全国理事会を開催した。

理事会後の記者会見で阿部理事長は、「旧規則機の計画的撤去」に関する21世紀会決議について「今回の規則改正は業界の要望を受けてもらった結果によるもの。これは我々業界側が提出した自主的な撤去を計画的に行うことが前提条件となっている。行政との信頼関係の上で成り立つ取り組みをしっかり行わなければ、(今後、業界が行政に何か要望しても聞き入れられないなど)将来的に厳しい状況に追い込まれるだろう」と指摘。

その上で「誓約書を提出せず計画的撤去を遵守しない店舗は組合員資格を停止するなど、厳格に対応していきたい」と強調した。

2020年6月の組合加盟店舗(7月15日現在の集計)は8470件。廃業店舗数は78軒(5月61軒、4月68軒、3月66軒、2月34軒、1月58軒)と今年初めて70軒を超えた。

一方、新規店も31店舗(5月4軒、4月2軒、3月0軒、2月6軒、1月3軒)と一気に2桁に。しかし、これは閉店や廃業増に伴う、居抜き出店の増加が原因と予測される。

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