コロナ禍による求職者の動向変化

2020.06.28 / コラム

緊急事態宣言も終わり、自粛ムードから通常の日常へと徐々に戻りつつある中、求職者の活動はコロナ前と比較して、2倍以上の動きを見せています。

コロナの影響によるリストラや転職が相次いでおり、例年の同時期と違った動きで、応募数に増加傾向が見られます。

そんな中、求職者が優先している事項を応募数の多い企業から抜粋してみました。

現状の採用活動においては以下を考えた上で進めれば、コロナ前よりも採用がしやすくなります。

○ 即日勤務できるかどうか? → すぐに働きたい求職者が大半を占める

○ 一時的な前払いが可能か? → 生活費が底をついている方が目立つ

○ オンラインWEB面接 → 仕事が決まるまでは家から出たくない方も少なくはない

○ 在宅ワーク → 自宅ワーク可能な案件が特に人気

○ 興味のなかった職種への転職 → 今まで選択肢としてなかった職種への応募が増加

○ 11時出勤 → 満員電車を避けられる時間帯の勤務が人気

上記の中でも、これまで興味がなかった職種へ応募される求職者が増えたことで、コロナ前に採用が難しかった職種にとっても採用がしやすい状況へと変化してきています。

また、梅雨時期に入り、雨も多いことから、エリアによっては、オンラインWEB面接可能企業への応募数が伸びてきています。

コロナ前と比べて、求職者の仕事探しに対する優先事項が変わっているため、募集企業側も求職者の希望に沿った募集の工夫を考える必要があります。







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