新型コロナの影響で4月の中古機流通は前年同月比で大幅減/全商協

2020.06.15 / その他情報

6月9日、全商協(林和宏会長)は第32回通常総会をオンラインで開催した。参加したのは会長・副会長および理事合計22名。

2019年度(2019年5月1日〜2020年4月30日)の事業報告では、全商協のメイン事業である中古機流通の件数(中古機に貼付する確認証紙の交付)は50万2776件、台数で76万5568台(件数、台数ともに97.6%)と前年度比で微減となった。しかし、今年の4月のみで見ると件数で3万3723件、台数で5万1015台となり、昨年同月比で件数は69%、台数で68%と新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく表れた。

2020年度の事業計画(2020年5月1日〜2021年4月30日)では、基本方針に安心・安全な遊技機を提供していくための遊技機取扱主任者のスキル向上、講習会の運営や流通システムの堅持、商権擁護ならびに経済的地位向上に資する活動への取り組みなどを挙げた。

収支予算と賦課金徴収については、中古用確認証紙発給収入として1億6335万円(55万枚×297円※税込)、賦課金収入として1990万8000円(8地区遊商・1カ月10万円+所属員・1カ月1000円×859社)、事業外収入18万円で合計1億8343万8000円と報告した。

全商協, 通常総会, 確認証紙, 中古機流通