2023.09.15/組合・行政
6月14日、日遊協(西村拓郎会長)は都内の「ハイアットリージェンシー東京」で第33回通常総会を開催。役員選任では西村会長が再任、副会長にはMIRAI代表理事の東野昌一氏が信任された。
西村会長はあいさつで「横断的組織という日遊協の強みを使って業界を変革していかなければいけないという思いで2年弱が過ぎ、さまざまな検討会や会議を立ち上げ、組合団体の垣根を超えて膝を交えて議論を重ねてきた」と述べた上で、先般の大阪市議会の意見書の件に触れ、「パチンコを賭博の位置付けにするというトンデモない報道があった。この業界は3店方式を大前提に大衆娯楽として長年やってきた。大阪市議会の意見書にまったく同意できないため日遊協は近畿支部を通じて即座に意見書を書留で送りつけた。私ども21世紀会でしっかり業界がまとまっている中で、いち早く抗議や要請をする体制が整ってきた」と言及した。
行政講和では警察庁生活安全局の小堀龍一郎保安課長が業界が団結して進めた旧規則機の計画的な撤去を高く評価、その上で環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の「ESG」をテーマにした業界の真摯な取り組みを要請した。