行き過ぎた「自粛警察」、パチンコ店でガラス割られる

2020.05.13 / ホール

新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛の中で、飲食店に誹謗中傷の張り紙や、他県ナンバーへ嫌がらせする、いわゆる「自粛警察」が問題化している中、パチンコ店のガラスが割られる事件があった。複数メディアが報じた。

事件があったのは5月12日。緊急事態宣言の延長に伴い休業要請が続く石川県小松市内のパチンコ店で、入口ドアのガラスが割られているのを従業員が見つけ、警察に通報した。同店は12日も営業していた。

石川県では4月21日からパチンコ店も対象に特措法第24条に基づく「休業協力要請」を行っており、5月9日には、パチンコ2店が要請に応じないことから、特措法第45条2項「施設の使用停止」要請に切り替えて、金沢市1店、小松市1店の店名を公表していた。事件があったのは、このうち小松市内の1店。警察は器物損壊事件の可能性もあるとみて捜査している。

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