【特別対談】全国データドットコム開発:中村湖太郎 × QiF開発:寺澤尚己

2020.05.15 / コラム
【第1部】「全国データドットコム」とは?
詳しくはコチラ
データ革命 全国データドットコム 〜今まで出会わなかったデータのミステリー〜

 


ユーザーの情報が詳細に「追える・分かる・分析できる」世界初のマーケティングツール

世界初!「QiF」無限の可能性

ケーブルなどで結線することなく充電可能な「非接触型充電」は当たり前の時代になってきた。デバイスの進化によって、スマホの充電需要が高まりを見せている中で開発されたのが「QiF(チーフ)」だ。充電をする動作1つで、顧客のマーケティングが完了するQiFはホールに何をもたらすのか。

 

すべてのスマートフォンが持つ識別番号を利用することで、個人情報を取り扱うことなく行動データを取得することができる特徴を持つQiF。各遊技台に設置された非接触型充電を使用することで店舗内での台移動や使用金額、遊技時間が把握でき、どの広告を見てどの台に座ったかといったマーケティングに必要な情報が取得可能になる。

ユーザーがQiFを利用するメリットは、充電、台データの取得ができることだ。そのほかにも、独自の台データ収集サーバーと連動し、機種によってはほぼ完全に自動化された小役カウンターにもなり、攻略的要素に対するニーズも満たす。

チラシやDMなどの広告宣伝では、発行部数は分かるがそれによる実来店数を把握することはできない。これはメルマガやLINEも同様だ。
打つ手がなかった広告の効果測定を1つのツールで完結させることができる。パチンコホールの問題点として顧客単価が分からないことがあった。だからこそ、正確なデータで分析をする必要があるのだ。

本サービスを利用する際に、ユーザーは専用のQiFアプリをダウンロードする。
その際にアプリ内で簡単な登録作業があり、これにより年代、性別、職業といったユーザーの属性を分類し、セグメント分けした広告配信が可能となる。ユーザー属性と行動属性がデータとしてまとまることによって、さまざまな分析が可能となる。例えば、来店動機を増やす広告の配信や、自店が行った広告がどれほど集客効果があったのかといったことが効果測定ができるのだ。
今まで思い込みや経験、勘といった不明確な要素を元に行われてきたマーケティングがリアルに基づいたものとなる。

また、ユーザーの属性に合わせた入替情報の配信や、管理画面から対象客をピックアップしてお声掛けをサポートする依存症対策、入場抽選の簡略化、プロ行為に対するアラート発報といった現場で即役に立つ機能も盛り込まれている。

将来的にパチンコホールだけではなく、飲食・ホテル、医療・福祉業界など顧客滞在が存在するすべての業種へ拡大を狙うQiFは、あらゆる業界で展開が可能だ。無限の可能性を秘めたツールを試さない手はない。

 


 【特別対談】
全国データドットコム開発:中村湖太郎
×
QiF開発:寺澤尚己
業界に存在しなかったデータを創造した社長対談
「できないことを時代の進化がなくす」

 

PiDEA編集部 QiFと全国データドットコムがどのような発想で生まれたのか教えてください。

中村氏(以下略中) 店長は会議用に資料を作成するのですが、ホールコンデータ、商圏頭取りデータ、中古機価格など、それぞれ別々のところからデータを抽出・取得して1つの資料にまとめていきます。これがものすごく時間がかかる作業で、そういったものが1つの端末で一元管理できた方が作業効率が上がるだろうと。

寺澤氏(以下略寺) 法人によっては店舗ごとにホールコンが違うなどもよくある話ですよね。

中 それぞれの端末で項目名が異なるので全体で会議をする場合統一性がない資料が出そろうわけです。そういった問題に対して、全国データドットコムのようなクラウド型でデータを集約すれば共通言語ができ、会議の理解度も深まるだろうなと。店長って本当に時間がないので、この資料づくりに追われてしまって、本来必要な分析とか戦略構築とかに時間を割けなかったりするんです。

寺 もうそうなると、やっていることって〝仕事〟というより〝作業〟ですよね。

中 正直、以前はそれでもやっていけていたんですよね。それがそうではなくなってきた。そういった悩みをもっていたホール法人さんがピーブレイン、そして全国データドットコムで1000店舗54万台近い個台データがリアルタイムでクラウド上に集約されるまで増えたということは、この考え方を広く受け入れてもらえたと思っています。寺澤さんのQiFはどうでしたか?

寺 僕がQiFを思いついたのは、今年の4月から店内禁煙になり、今までの灰皿部分がデッドスペースになる。ここで何か、例えば置き型の充電器を使えたらどうだろうかという非常に単純な思考でした。携帯電話って、それぞれ端末ごとにIMEIという個体の識別番号があり、しかもそれが個人情報に該当しないと知ったんです。充電と行動データ取得を掛け合わせて考えてみると、今まで取れなかったデータが取れるようになるんじゃないかと。

中 どういうデータが取れるようになるんでしょうか。

寺 充電をしたお客さまの行動データです。QiFは各台に設置することになるので、お客さま一人ひとりの遊技履歴データも取ることができます。例えばスロットアナザーゴッドハーデスによく座っていたお客さまが撤去後にどこに流れているかが分かり、これが全国データドットコムと連動するので、アナザーゴッドハーデスと親和性が高い機種をQiFで確認して導入する。そういうことが今後間違いなくできるようになるのです。

中 例えば新台の動きなどについては、ホールコンメーカーさんが公開するのは早くても3日くらいかかるのですが、全国データドットコムはオープン当日のリアルタイムの動きも見えます。導入日から、「普段何をよく遊技していた方が新台を打っているか」が分かるようになるのはいいですね。SNSでもそうですが、情報の動くスピードも早い時代ですから、営業データも、とにかくスピードが求められます。

寺 また、QiFでは端末情報に紐づいているため、遊技した方の属性も取れるようになります。今までチラシや取材来店、LINE配信など、すべてのお客さまに対して画一的な広告宣伝が行われてきましたが、これには少し問題があったのです。

中 人を選んだ広告宣伝をする必要があるということでしょうか。

寺 その通りです。ジャグラーファンからすれば、「1円パチンコ増台しました!」という情報は必要なく、それを見て打ちに行こうという気にはなりづらく思います。だからセグメント分けされた情報提供がすごく重要なんじゃないかと。これは将来QiFでも確実に実現できるサービスになります。

中 LINEも迷惑メール状態になってしまってそのうち開かれもしなくなりますもんね。

寺 有意義な情報を有意義な状態で提供するにはそれができる環境が大事なわけです。これは分析と発信が1つのツールになってないと有効なものにはなりません。

中 それがまさに今までできなかったことですよね。大体新台入替だと思うけど、広く浅い仕掛けでパチンコユーザーにパチスロの新台情報を送っていたりね。寺澤さんが言うように、来店客の属性情報が分類されていれば、より効果的なPRができますよね。

寺 お客さまは誰一人同じ人はいないわけです。また、その人に合わせたサービスやおもてなしが必要とよく聞きます。例えばスタッフ間の会話でも「常連の誰々さんがよく来てるね」という話にはなるけど、じゃあその人がいくら使っているのかという個人の使用金額まで測れるものは会員カードの情報くらいで、それも使用したり、しなかったりで情報に偏りがでますよね。

中 そうですね。よく声をかけてくれる人を常連さんだと思い込みがちだけど、黙々とプレーされている人の方が使ってくれている金額が大きい「隠れVIP」が実はいるという話はよくあります。「あまり話したことはないけど、たしかによく見かける」という方がものすごいお店に貢献していたなんてことも、QiFと全国データドットコムが組み合わさればそれが見えるようになるわけですよね。

寺 そういう方って結構会員カード使わないですもんね。

中 そうなんです。これもホール時代に気づいたのですが、面白いことに、そういうすごい投資金額があるお客さまほど会員カードを使わないんですよね。

寺 そういう思い込みで経営しない法人が強くなっていきますよね。例えば、今までジャグラーと相性がいいパチンコ機は何かというのがふわっとしていたけど、それが全国データドットコムと紐づけていくことで正確になっていく。

中 さらに、新台を打っている方のうちどれくらいがライトユーザーなのかとか、海とか北斗無双を打っている人がどういう人たちなのか、その属性を掘り下げて分析をすれば、ホールさんに新しい提案ができるようになると思いますね。

寺 データの深さが増すイメージですかね。

中 今までどんぶり勘定でやっていたことがQiFによって出てくる。顧客動向が台と紐づけられることでより細やかな分析が、全国データドットコムで可視化できる。全国データドットコムはシリアル番号に基づいた単台管理のデータを54万台の規模でやっています。これができるのは僕らだけ。機種の平均はホールコンでも見ることはできますが、機械一台ごとにどれくらい費用対効果があったかを掘り下げていくと、個体で見ると償却できない赤字のまま撤去してしまうような台があるのです。そういう、今までにない個の重要性というか、取れなかったデータを取っているという点では、全国データドットコムはQiFとどこか似ているのかもしれません。

寺 あとはAI解析もできるようになる予定なので、こういう属性を持った人たちがこれからどこにいくか。直近での新しいデータとしては、朝一直行台のデータでしょうか。朝一に埋まる台が分かると、お店に求められていることが分かるようになる。これが分析としてできるようになる。滞在時間分析の話、ユーザー支持分析、これらの年代別の支持率が出せるようになる。

中 パチンコ業界だけじゃなくていろいろな業態との連携ができていくわけですよね。パチンコユーザーの生活の一部じゃないけど、 どういう飲食店や業態と親和性があるのかも分かる。世の中ってすごいですね。今までにできなかったことを時代の進化がなくしていきますね。

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