休業する店舗と営業する店舗

2020.04.22 / コラム

全国に緊急事態宣言が発令されてからパチンコ店に対する風当たりも日に日に強くなって参りました。

都道府県からの自粛要請が出てからというもの大手の殆どが休業に踏み切っているのが現状です。

その中でも私が働いている店舗のエリアでは大手を含む7割が緊急事態宣言を受け、休業に踏み切りました。

ちなみに我が店舗は営業を続けています。現場の雰囲気としては営業を続けてもいいの?というのが正直なところです。

日に日にクレームの電話が鳴り止みません。

20日はこんな電話がかかってきました。

「我々を殺す気か!子供が2人いるんだ。感染したらお前らが責任とってくれるのか!」

「パチンコ屋があるせいで我々の生活が脅かされていてもなお、営業を続けるのか!恥を知れ!」

挙げればキリが無いのですが、こういった類の内容が殆どです。

こういった類のクレームは、不安から来る自己防衛、ストレス解消が目的であるのは明確です。
対案も無く、感情論だけで不満をぶつけてくる事自体浅はかと言わざるを得ません。

クレーマーは相手にしないに限るのですが、アンチの言い分も少しは理解出来ます。

パチンコ店が今の情勢にマッチしているのか?
それは従事している我々が一番感づいている部分でもあります。

「必要か不必要かでいえば不必要」
これが現場の総意です。

しかし、雇用の問題もあります。

生活の面で働かざるを得ないという声があるのも事実です。批判とセットで保証が語られてもいいのにも関わらずです。
※世に溢れている批判の大半が改善案が提示されていないように思います。

政府に対して「補償しろ!!」というニュースを聞きますが、補償をする財源については議論されません。自分だけが助かれば良いのか?

パチンコ業界が叩かれやすいのは百も承知ですが、今の情勢にマッチしてない業種が休業要請を受けても、営業を続けている事が現にあるのも事実です。

必要、不必要は各個人の考え方によるものもあると思います。

情勢的に必要とされている職種上位は医療関係、インフラ、物流等皆さんの中にもランキング的なものがあると思います。
そういった方達が最前線で体を張り、人々(我々)を助けてくれています。

リモートワーク、テレワークが出来ないパチンコ店に従事する我々が、その中で出来ることは何か?

・このような情勢の中でも来店して下さっているお客様に喜びを提供したい

・限りなく感染しにくい環境を提供する

・厳しい現状を嘆くのでは無く、つい笑ってしまうような取り組みを行う

こういった声が現場から上がって取り組んだ結果、少しだけですが稼働が上がりました。
全グループ店の中でも自店の稼働だけが上がりました。

清掃の徹底、笑顔にするための接客、少しだけ粗利を抑える。
これを追求した結果数字に表れてきました。

皆さんの考えをお聞かせ願えれば幸いです。








オリジナルサイトで読む