2週間以内に他県から来県した客の入場制限を要請した徳島
2020.04.21 / コラム16日、政府は全国に緊急事態宣言を拡大したことで、各県遊協は対応に大わらわだ。その中で17日、ちょっと変わった通達を出したのが徳島県遊協だ。なんと、県外からの来客を断るようにという内容になっている。
以下抜粋した。
徳島県として「まずはどうあるべきか」ということを鑑みたところ、4月8日に徳島県知事より表明がありました「打倒コロナ!危機突破宣言」(4月10日発出)にもありますように、『非常事態宣言対象7都府県(東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡)への往来自粛要請』および、政府発令の緊急事態宣言を受け、当面の間、『他県より来県されたお客様、ならびに県外へ往来されたお客様におかれましては、2週間程度の外出自粛』のお願いがなされております。
これを踏まえ、各ホール様に置かれては、県外からのお客様に対しご来場をお控えいただけるようお願いしていただきますことをお願いいたします。
以上引用終わり
この要請を受けて18日、県内大手のミリオンのほか延田グループは、2週間以内に他県より来県したお客並びに、県外へ往来したお客の来店制限を発表した。
ま、あくまでも来店を控えるようにお願いしているだけなので、実効性はどこまであるかは分からない。
その一方で18日から大阪の特殊景品を集配送業務を担う大和産業が従業員のコロナ対策で業務を停止し、事実上換金が停止された大阪では、営業を続けていたホールも休業に追い込まれた、と思っていたが、いやはや逞しいホールが複数出てきた。
何と、一般景品と貯玉システムの対応で営業している。勝った時は一般景品と交換するか、あるいは貯玉するか。
実際、営業中のホールを視察した業界関係者によると、お客さんはゼロではなく、20人ほどいた、という。
さすがに専業は一般景品では寄り付かないが、換金ができなくても遊技する層がいることが分かる。
裏技としては大和産業が業務停止に入る前に、3週間分の景品を注文してストックしておく方法があったが、そこまでするホールはなかった。