韓国:Paraidse, GKL 外国人専用2社 3月売上高6-7割減, 24日より休場~好調から一転

2020.04.07 / カジノ
2020-04-07

【海外ニュース】

4月2日にParadise Company Limited(Paradise)、4月6日にGrand Korea Leisure(GKL)が、...

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2020-04-07

【海外ニュース】

4月2日にParadise Company Limited(Paradise)、4月6日にGrand Korea Leisure(GKL)が、2020年3月のカジノ売上高を発表。
両社は、外国人専用カジノ運営の韓国市場上場2社。

<Paradise Company Limited(Paradise)カジノ売上高>
・3月単月:KRW19,728mn,YoY61%減, 1-3月累計:KRW155,234mn,YoY4%減
・プロパティ別
– ソウル Walkerhill:3月単月KRW11,453mn,YoY44%減, 1-3月累計KRW60,917mn,YoY9%減
– 仁川 Paradise City:3月単月KRW6,662mn,YoY70%減, 1-3月累計KRW75,961mn,YoY2%増
– 釜山 Busan:3月単月KRW902mn,YoY81%減, 1-3月累計KRW10,833mn,YoY17%減
– 済州島 Jeju Grand:3月単月KRW711mn,YoY68%減, 1-3月累計KRW7,523mn,YoY19%減

<Grand Korea Leisure(GKL)カジノ売上高>
・3月単月:KRW11,684mn,YoY72%減, 1-3月累計:KRW110,227mn,YoY2%増

1-2月計の売上高は、ParadiseがYoY22%増、GKLがYoY48%増と好調であったが、3月より新型肺炎(COVID-19)の影響が表面化。
3月24日より、両社ともカジノ施設を閉鎖中。

Paradise City(運営会社:ParadiseSegasammy, 出資比率:パライダイス55%、セガサミー45%)は、1-3月累計には、Paradise全体のカジノ売上高全体の40%を占有。
Paradise Cityの1-3月累計の売上高の構成比は、ジャンケット経由が6%, テーブル(ジャンケット経由除く)が89%, スロットが5%。
テーブルDROPの内訳は、日本人VIPが37%、中国人VIPが25%、その他VIPが21%、マスが17%。

韓国:KWL 新型肺炎 休場延長6回目,4月20日まで,逸失184億円~外国人専用も休場中

4月3日、Kangwon Land社は、2月24日にカジノ休場を発表した後、6回目の期間延長を発表。

<4月3日(金)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2月23日(日)昼12時~4月20日(月)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約2,096億ウォン(約184億円, 2019年の日平均売上高より算出)
・リゾート部門は段階的開業へ
(3月2日〜3月22日まで休場措置)

2月23日、韓国政府は、新型肺炎の危機警報レベルを最上位に引き上げた。
Kangwon Land社は、当初、2月24日にカジノ休場を発表。25日、28日に相次いで延長した経緯がある。

<3月20日(金)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2月23日(日)昼12時~4月6日(月)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約1,581億ウォン(約139億円, 2019年の日平均売上高より算出)
・リゾート部門は段階的開業へ
(3月2日〜3月22日まで休場措置)

<3月13日(金)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2月23日(日)昼12時~3月23日(月)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約1,066億ウォン(約94億円, 2019年の日平均売上高より算出)
・リゾート部門の休場
– 期間:3月2日(月)〜3月22日(日)
– 売上高の損失見込額:約101億ウォン(約9億円, 2019年の日平均売上高より算出)

<3月6日(金)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2月23日(日)昼12時~3月16日(月)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約809億ウォン(約73億円, 2019年の日平均売上高より算出)
・リゾート部門の休場
– 期間:3月2日(月)〜3月15日(日)
– 売上高の損失見込額:約67億ウォン(約6億円, 2019年の日平均売上高より算出)

<2月28日(金)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2020年2月23日(日)昼12時〜3月9日(月)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約552億ウォン(約50億円, 2019年の日平均売上高より算出)

<2月25日(水)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2020年2月23日(日)昼12時〜29日(土)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約220億ウォン(約20億円, 2019年の日平均売上高より算出)

<2月24日(火)発表>
・カジノ部門の休場
– 休場期間:2月23日(日)昼12時~2月26日(水)午前6時
– 休場期間のカジノ売上高の逸失見込額:約111億ウォン(約10億円, 2019年の日平均売上高より算出)

韓国では現在17ヵ所のカジノ施設があり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人が入場可能な唯一の施設はKangwon Land(Kangwon Landが運営)である。

現在まで、外国人専用カジノ施設は、営業を継続中。大手2社であるParadise Company Limited(Paradise)、Grand Korea Leisure(GKL)とも、休場を検討していない。
両社とも2月までは順調。ただし、3月より、主要な顧客ソースである日本、中国による韓国への渡航規制の影響が表面化しよう。

韓国:新型肺炎 Paraidse, GKL 外国人専用2社, 24日から2週間のカジノ休場~4月の状況次第

3月23日、Paradise Company Limited(Paradise)、Grand Korea Leisure(GKL)が、新型肺炎(COVID-19)の対策として、カジノ施設(外国人専用カジノ)すべての一時休場を発表。

<3月23日(月)発表>
・休場期間:両社とも、3月24日午後10時~4月6日午前6時
・Paradise:休場はカジノ施設のみであり、ホテルなどは通常営業を継続
・GKL:休場期間のカジノ売上高の逸失見込額は約175億KRW(約16億円, 2019年カジノの売上高一日平均基準)

Paradiseは4ヵ所(ソウル、仁川、釜山、済州島)、GKLは3ヵ所(ソウル、釜山)の外国人専用カジノを運営。

Paradise、GKLとも、2月のカジノ売上高は、それぞれYoY16%増、同38%増と好調であった。3月に入り、日本からの渡航自粛など、新型肺炎の影響が表面化。

韓国には、現在17ヵ所のカジノ施設があり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人が入場可能な唯一の施設はKangwon Land(Kangwon Landが運営)である。

外国人専用カジノ施設は、Paradise、GKLが大手であり、韓国証券取引所に上場する。両社、および、済州島Jeju Shinhwa World(Landing International Development, 香港上場)で、外国人専用カジノ市場のほぼすべてを占有。

なお、外国人専用カジノ大手2社の休場期間の終了日は、Kangwon Landと同じ設定となった。

韓国:日本, 韓国全土の新型肺炎危険度をレベル2以上に引上~P-Cityの日本人依存度4割

3月5日、外務省は、新型肺炎(COVID-19)の感染拡大を受け、韓国全土の感染症危険情報をレベル1(十分注意してください)から、レベル2(不要不急の渡航自粛を勧告)に引き上げた。
3月4日までに、外務省は、大邱広域市および慶尚北道慶山などに対して、感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)を発出済み。

今後、韓国のIR施設を訪問する日本人顧客数は、大幅に縮小する可能性がある。

外国人専用カジノ事業者の最大手であるParadise社のカジノ部門売上高の構成比は以下の通り。日本人顧客依存度は、全社では3割以上、Paradise Cityでは約4割。

<2019年累計>
・Paradise全社:カジノ部門ネット売上高KRW784,061mn(約706億円)
– ネット売上高の構成比:Junket 3%, Table 91%, Slot 6%
– テーブルDropの構成比:日本人VIP 35%, 中国人VIP 26%, その他VIP 21%, Mass 18%

・Paradise City:カジノ部門ネット売上高KRW375,588mn(約338億円)
(運営会社:ParadiseSegasammy, 出資比率:パライダイス55%、セガサミー45%)
– ネット売上高の構成比:Junket 5%, Table 90%, Slot 5%
– テーブルDropの構成比:日本人VIP 42%, 中国人VIP 19%, その他VIP 22%, Mass 17%

韓国:IR上場3社計 19年度 営業益586億円,YoY21%増。P-City貢献/Landing Jejuは収益激減

韓国証券取引所に上場するIR3社であるKangwon Land(KWL)、Grand Korea Leisure(GKL)、Paradise Company Limited(Paradise)は2019年度4Q業績を発表。
発表日は、KWL、GKLが2月11日。Paradiseが2月26日。

3月10日、Landing International Development(香港上場)は、2019年度の大幅な損失拡大の警告を発表。

韓国では現在17ヵ所のカジノ施設があり、うち外国人専用が16ヵ所、内国人が入場可能な唯一の施設はKangwon Land(Kangwon Landが運営)である。

Paradiseは4ヵ所(ソウル、仁川、釜山、済州島)、GKLは3ヵ所(ソウル、釜山)の外国人専用カジノ施設を運営。
Landing International Developmentは、済州島における外国人専用カジノIR”Jeju Shinhwa World”(2018年2月25日開業)を運営。
この3社が、外国人専用カジノ市場のほとんどを占有。

<Kangwon Land>
・2017年末から18年前半の営業規制強化の影響が一巡。内国人市場は、回復基調
・政府・文化体育観光部は、2017年12月28日、Kangwon landに営業規制を通知(*1)
– マス・テーブル数削減(180台から160台)は2018年1月1日実施
– 営業時間の短縮(10am-6amから10am-4am)は2018年4月1日実施

(*1)2017年12月、政府は、Gambling Industry Reform Planを提言。Kangwon Landの売上抑制策に重点を置いた。政府は、2008年、ギャンブル産業への売上成長キャップ(7種目合計GGR/GDPの上限値を設定)を導入。2014年以来、7種目合計GGR/GDPを0.54%以下に抑制する方針とし、各種目に成長許容上限値を割り振った。Kangwon Landは、7種目の中で、唯一、上限値を超過

<Paradise, GKL(外国人専用カジノ施設運営)>
・2社計の2019年度業績は、売上高1,323億円,YoY16%増, 営業利益134億円,YoY38%増
・Paradiseは、ParadiseSegasammy(Paradise City運営会社。出資比率:パライダイス55%,セガサミー45%)の伸長が寄与。同施設は、2019年3Qより四半期営業黒字化を達成

<Landing International Development(香港上場)>
・3月10日、Landing International Developmentは、2019年度の当期損失が前年度実績の2.6倍以上に拡大すると発表
・同社の外部売上高は、済州島における外国人専用カジノを含むIRであるJeju Shinhwa World関連のみ
・2019年度業績は、売上高が100億円未満、当期損失が260億円以上と推定される。Jeju Shinhwa Worldの売上高が大幅に減少
・同社の2019年度1H(1-6月)業績は、売上高HK$347mn,YoY80%減, 株主帰属当期損益HK$836mn(前年同期HK$281mnの黒字)であった(円換算:売上高49億円、株主帰属当期損益117億円の赤字)

韓国:Paradise 19年度4Q 業績改善~Paradise Segasammy改善続く。売上120億円,営利7億円

2月26日、韓国Paradise Company Limited(Paradise)は、2019年度4Q業績を発表。

Paradiseは、外国人専用カジノ4施設、ソウル(Walkerhill)、仁川(Paradise-City)、釜山(Busan)、済州島(Jeju Grand)を運営。

連結ベースの営業利益は、4Q(10-12月)11億円(前年同期12億円の赤字), 4Q累計(1-12月)47億円,YoY22倍。

ParadiseSegasammy(Paradise City運営会社。出資比率:パライダイス55%,セガサミー45%)の大幅改善が寄与。

ParadiseSegasammyの4Q(10-12月)営業利益は、7億円(前年同期20億円の赤字)。2四半期連続で黒字確保。

連結 2019年度4Q(10-12月)業績:
・売上高KRW269,450mn,YoY24%増, EBITDA KRW65,605mn,YoY9.2倍, 営業利益KRW12,477mn(前年同期KRW13,140mnの赤字), 株主帰属当期利益KRW14,708mnの赤字(同KRW45,836mnの赤字)
・円換算は, 売上高245億円, EBITDA 60億円, 営業利益11億円, 株主帰属当期利益13億円の赤字

連結 2019年度4Q累計(1-12月)業績:
・売上高KRW979,433mn,YoY24%増, EBITDA KRW162,891mn,YoY2.2倍, 営業利益KRW51,967mn,YoY22倍, 株主帰属当期利益KRW6,473mn(前期KRW44,147mnの赤字)
・円換算は, 売上高891億円, EBITDA 148億円, 営業利益47億円, 株主帰属当期利益6億円

Paradise Segasammy(Paradise City運営会社) 2019年度4Q(10-12月)業績:
・売上高KRW131,545mn,YoY50%増, EBITDA KRW24,568mn(前年同期KRW7,948mnの赤字), 営業利益KRW7,662mn(同KRW22,454mnの赤字), 当期利益KRW11,487mnの赤字(同KRW42,458mnの赤字)
・円換算は, 売上高120億円, EBITDA 22億円, 営業利益7億円, 当期利益10億円

Paradise SegaSammy社(韓国仁川広域市Paradise City運営) 概要
・Paradise SegaSammy社の出資比率は、Paradiseが55%、SegaSammyが45%

<Paradise SegaSammy社 業績推移>
・2017年4月20日に第1期1次開業
・2017年4-6月:売上高40億円, 営業損益18億円の赤字
・2017年7-9月:売上高67億円, 営業損益0.5億円の黒字
・2017年10-12月:売上高71億円, 営業損益2.6億円の赤字
・2018年1-3月:売上高65億円, 営業損益0.9億円の黒字
・2018年4-6月:売上高64億円, 営業損益2.3億円の赤字
・2018年7-9月:売上高84億円, 営業損益1.8億円の黒字
・2018年10-12月:売上高88億円, 営業損益22億円の赤字
・2019年1-3月:売上高91億円, 営業損益7億円の赤字
・2019年4-6月:売上高95億円, 営業損益4億円の赤字
・2019年7-9月:売上高127億円, 営業損益23億円の黒字
・2019年10-12月:売上高120億円, 営業損益7億円の黒字

<Paradise City 施設概要>
敷地面積:330,000㎡(約10万坪) 第1期は220,000㎡を活用
投資金額:
– 第1期1次開業(2017年4月20日)の累計=約13,000億KRW、うちセガサミー投資額2,329億KRW(約1,300億円、233億円)
– 第1期2次開業(2018年9月21日)の累計=約15,675億KRW、うちセガサミー投資額3,319億KRW(約1,568億円、332億円)。

施設構成:第1期1次 2017年4月20日開業
・ホテル(部屋数:711室、付帯施設:レストラン、バンケット、屋内外プール等)、外国人専用カジノ(15,529㎡, Table Game:154台、Slot Machines:281台、Electronic Table Game:62台)、コンべンション(約3,000㎡)

施設構成:第1期2次 2018年9月21日開業(WONDERBOXを除く)
・床面積11万㎡
・商業施設(約8,000㎡)、温浴Spa(最大収容人数 2,000名)、クラブ(最大収容人数 3,000名)、文化施設、デザイナーズホテル(部屋数:58室)
・WONDERBOX(屋内型ファミリー向けエンタテインメント施設)は、2019年上半期オープン予定

 

韓国の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発動向

現在5つの大型の外国人専用カジノを含む統合型リゾート(IR)の開発計画が具体化。
このうち、Paradise&セガサミーHDの「パラダイス・シティー」、Landing International Development「Jeju Shinhwa World project」は、それぞれ開業済み。

仁川広域市の永宗島(仁川空港を含む)には3つの大型IR計画がある。
・Paradise&セガサミーHDの「パラダイス・シティー」(投資額:第1期15,675億ウォン≒1,568億円, 開業:第1期1次2017年4月20日, 2次2018年9月21日)
・Caesars Entertainment CorpとGuangzhou R&F Propertiesの計画(投資額:第1期7億ドル, 最終20億ドル, 開業予定:第1期2021年初)
・Mohegan Gaming and Entertainmentの「インスパイア」(投資額:第1期16億ドル, 最終50億米ドル, 開業予定:第1期2022年)

済州島では2つの大型IR計画がある。
・Landing International Development「Jeju Shinhwa World project」(投資額:18億ドル, フェーズⅠ開業:2018年2月25日)
・ロッテ観光開発&中国緑地グループ「ドリームタワーカジノ複合リゾート」(投資額:7,000億ウォン≒700億円, 開業予定:2019年10月)

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