喫煙率の高さがホールの空気環境を改善していった

2020.04.06 / コラム

コロナ騒動に関連して在京テレビ局が都内のホールの二酸化炭素濃度を測定した、という。

ビル衛生管理法では、居室の二酸化炭素の濃度は、1000ppm(0.1%)以下に抑えるように
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コロナ騒動に関連して在京テレビ局が都内のホールの二酸化炭素濃度を測定した、という。

ビル衛生管理法では、居室の二酸化炭素の濃度は、1000ppm(0.1%)以下に抑えるように
空気を浄化することが、規定されている。

二酸化炭素の濃度が1000ppm(0.1%)を超えると、眠気が襲ってくると言われており、空気環境としては悪くなる。さらに、3~4%を超えると、頭痛・めまい・吐き気など実際に体に危険な状態となると言われている。
で、測定結果にテレビ局関係者は驚きを隠しきれなかった。ホールと言えば遊技客の喫煙率が50%以上と高く、タバコの煙が漂っているものと思い込んでいたが率直な感想がこれだ。

「ほかの商業施設よりも空気がきれいなことに驚きました。調査した店舗は比較的新しい店舗でしたが、われわれの予想を覆す結果でした。パチンコをやらないわれわれからすると店舗に入っただけで目が痛くなるものと思っていました。これだけお客さんがタバコを吸っているのに、煙っていない。それは容積率に対して、1時間に5回も空気を入れ替えているからだということが分かりました。業界は空気がきれいであることをもっとアピールすべきです」

少し前のエントリーでは某週刊誌が、パチンコハンドルのウイルス検査をしたが、100サンプルの中でもウイルスは出なかったことを書いたが、世間が思っているほど環境は悪くない。ただ、空調設備が古い店舗ではこの限りではないが、タバコの煙と戦ってきたホール歴史から空気環境は総じて一般の商業施設より優秀と言える。

前置きはこれぐらいにして、さて本題。

週刊誌記者が新型コロナウイルス対策として、政府から利用を控える施設として名指しされたスポーツジムを取材した。

「前回のサーズの時も感染が広がるならパチンコ屋から思っていた。今回のコロナでもクラスターはパチンコ屋からではなく、スポーツジムからクラスターが広がったことにショックを覚えている。パチンコ屋と言えば煙モクモクという昔のイメージがあったが認識が変わった。先入観でパチンコ屋を見ていた自分たちがバカだったが、自分たちの認識不足を口に出すのも悔しい」(スポーツジム関係者)と複雑な心境を覗かせる。

ジム内は消毒をして、一定間隔空けて利用するようにしたり、窓を定期的に開けるなどのウイルス対策を施しているが一般ユーザーが戻ってくることはないようだ。

ホールは喫煙率の高さから空調設備の性能が高いものを導入したことが、結果的には良かったことになった。災い転じて福となす。









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