香港の富豪がケアンズのリゾート地を取得

2014.04.22 / カジノ

 香港の富豪、トニー・ファンがオーストラリアのケアンズ近郊にある巨大カジノリゾート建設計画を進めている。

 現地報道によれば、地元政府の外国投資審査委員会が、トニー・ファンの340ヘクタールにもおよぶリゾート建設用地の取得を承認し、当局によって建設が認められたとみられている。このリゾートは「アキス・グレートバリアリーフ」(写真参照)と呼ばれ、カジノや9つのホテル、2万5000人収容のスタジアムや文化遺産を収蔵する博物館などが建設される予定で、ゴルフコース建設の計画も含まれている。

 すでに、現地で以前から営業している「リーフホテル・カジノ」の買収は完了しており、このカジノ運営ライセンスを使って同地でカジノを営業していくようだ。

 同氏は、もともと現地とビジネスで関わりがあり、中国人観光客を呼び込もうとこの巨大リゾートの建設を計画。しかし、ケアンズ周辺は自然の観光資源に恵まれながらも観光収入は落ち込んでいる。

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