食わず嫌いを直して、転職が楽になった話/パック・エックス

2016.11.14 / 連載

[連載第33回
パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」
固定観念をぶっ壊せ!!~食わず嫌いは機会損失~

こんにちは。パック・エックス、キャリアアドバイザーの耳塚です。今週も転職のタメになる話をしていきたいと思います。

突然ですが私は豚足が嫌いです。いまだに食べたこともありません。なぜかというと、あの見た目が嫌なんですね……。なんか不気味で、(食べたこともないのに)まずそうな気がするのです。あ、ちなみに私、イナゴの佃煮は好きなんですね。「虫なんか気持ち悪いしまずいだろ!」という固定観念から食べなかったのですが、酒のつまみで出てきたときに一匹だけつついてみたら、川エビみたいで思いの外美味しかったのでハマってしまいました。

……というようなことが、実は転職活動にもよくあるんですよね。今回のお話しは、この固定概念を取り払い見事転職成功されたナカジマさん(仮名)の事例です。

東京に本社を構え、事業を多角的に展開する中規模法人に店長として勤めていたナカジマさんは、「生まれ故郷の関西で転職したい」と家庭を持つ20代後半~30代前半の求職者の方によくある悩みを持つ、Uターン転職希望者の一人でした。ナカジマさんが転職活動していた当時、関西圏の法人は店長クラスの中途採用活動を意欲的に行っていた時期でもありました。早い段階でUターン転職は実現できると考えていたのですが、ナカジマさんの食わず嫌いっぷりは尋常ではなく、「稼働が良くないと聞いた」「企業にあまり良いイメージがない」「ブラックな噂を聞いた」など、転職活動はいきなり難航しました。

そこで冒頭のたわいもない「食わず嫌い」の話しをナカジマさんにしてみました。すなわち、転職活動に置き換えると、「噂や一昔前の情報ではなく、実際に見て、聞いてそのうえで判断しましょう」ということです。面接で人事担当やオーナーの話を聞き質問してみなければ、意外にもうまいことや、本当にまずいのかさえわかりません。また、「自分の見聞きした情報から直接判断する」ことで、どのような結果になるとしても少なからず悔いは残りません。

それからのナカジマさんの動きは見違えるように変わりました。食わず嫌いで見送っていた法人もあわせて合計9社の面接に臨みました。4つの内定から1社に絞り込む作業を行った結果、なんと食わず嫌いで見送っていた会社に入社を決められました。

人間誰しも持っている思い込みや固定観念。ちょっと柔軟な思考になるだけで選択肢が広がり自分にマッチする会社と出会えるかもしれないですよ。

今晩は、私も豚足にチャレンジして味覚の幅を広げてみたいと思います(笑)。

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(企業プロフィール)
株式会社パック・エックスhttp://www.pac-ex.com/

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