パチンコをよく思わない両親を説得した転職事例/パック・エックス

2016.11.28 / 連載

[連載第35回
パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」
「諦めずに挑戦する事」~その先に希望はある~

こんにちは。パック・エックス、キャリアアドバイザーの耳塚です。今週も転職のタメになる話をしていきたいと思います。

好きだからこその苦しみもあったりするとは思うのですが、好きなことを仕事にできるって最高ですよね。今回はパチンコが大好きで、異業種からパチンコ業界に転職成功されたマエダさん(仮名)のお話。

マエダさんは大手家電量販店に社員として勤務していた方でした。パチンコ店での勤務経験は皆無でしたが、とにかくパチンコが大好き。就職活動で親に反対されパチンコ業界への就職を諦めたことを後悔しており、入社から3年間ずっと心に引っかかっていたようです。「現在の仕事に不満はないが、自分が本当にやりたいことにチャレンジしたい」というのが転職活動に至る経緯でした。

パチンコ業界志望動機が強く、前職での取り組み姿勢も評価されたマエダさんは、面接を受けた企業すべてから内定を獲得することができました。入社企業A社を決めるところまでは問題なく進んだのですが、問題は親の説得です。過去の経験から説明だけでは足りないと思ったようで、私も「両親を説得するうえで協力して欲しい」と相談を受けました。彼の行動は積極的で快く引き受けたのですが、それはA社も巻き込んだプランだったのです。

まず両親を食事に招待し、その足で入社を決めたA社のパチンコ店へ連れていきました。狙いは親の持つパチンコ店の印象と実際との違いを実際に見てもらうこと。働くスタッフさんの姿やホール環境、A社の理念や価値観、取り組みなど人事担当や先輩社員の生の声を聞いてもらい、両親の中にあるパチンコに対する固定観念を崩すことに成功しました。最終的には「とことん頑張ってみなさい」という嬉しいお言葉がいただけたのです。

どうすれば現状打破できるか、学生の時にはできなかった発想や協力要請など社会人経験を積んだことで学んだことも大きいようですが、「諦めずに後悔しないようにやれることはやるという意思が結果に結びついた」とマエダさんは振り返りました。

マエダさんのようにパチンコ業界に自分の将来を夢見ている方が多くいるのは事実であり、彼らの前向き、ひたむきな姿勢はときに勇気を与えてくれます。

その先に希望はあるのだと。

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(企業プロフィール)
株式会社パック・エックスhttp://www.pac-ex.com/

キャリア相談件数50,000人、転職支援数30,000人の実績を誇るパチンコ業界に特化した業界随一の転職支援企業。有名法人や地域に根付いた地元有力企業など、常に1000件以上の求人が寄せられているサイト「パチンコキャリア転職」を運営している。20年以上の歴史があり、業界に精通したキャリアアドバイザー20名以上。全国47都道府県すべての地域で相談に対応する。

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