直前ではダメ!面接準備は早めの方がいい/パック・エックス

2016.12.05 / 連載

[連載第36回
パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」
備えあれば憂いなし!~自身のプレゼンを常に万全にしておく方法~

こんにちは。パック・エックス、キャリアアドバイザーの耳塚です。今週も転職のタメになる話をしていきたいと思います。

先日、転職活動をしている求職者から「自己応募した企業で落選してしまった。企業研究や志望動機の準備を万全にしたにも関わらず、担当者から開口一番『自己紹介をしてください』と言われて頭真っ白に……。何も言えずに終わってしまったんですが、こういったことがないようにアドバイスが欲しい」と相談を受けました。

面接ではこのような質問をされるケースは多く、「自己を理解しているか、プレゼン能力はあるか、セルフプロデュースが出来るのか」を見られています。面接の序盤に聞かれることが多いので、場合によっては第一印象の良し悪しにも関わります。準備が大事であると何度か発信していますが、一般的な事(転職理由や企業研究など)の準備に終始して、自己PRの準備が出来ていないことがしばしば見受けられます。これは転職だけに関係する話ではなく、日々の仕事にも必要な要素でもあります。特に高い管理職になればなるほど、この資質は高く求められるのです。

常に自己理解を深めて、自分の個性や趣向、強みなどを最大限に相手に伝える手法の一つに「職務経歴書」を作る事が挙げられます。

転職を決意したり、面接が決まってから作成される方が大半かと思いますが、過去の仕事内容や詳しい履歴を忘れていたりすることも多く、正確な情報が残せない場合も多いです。
そこで、転職活動する・しないに関わらず、自分の仕事で変化がある毎に職務経歴書に記録として残しておくと、自身の経歴の棚卸もできますし、過去の職務を見直して次の仕事に生かしたり、ひいては転職活動の時に質の高い職務経歴書の作成につながります。

今回はすでに転職活動もスタートしている方でしたので、職務経歴書を基に1社ずつ成果事項を確認しながら、自分のセールスポイントをまとめることで軌道修正を行えました。

皆さんも日々の仕事やより良い転職活動に向けて、早い段階で職務経歴書を作成しておくことをお勧めします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(企業プロフィール)
株式会社パック・エックスhttp://www.pac-ex.com/

キャリア相談件数50,000人、転職支援数30,000人の実績を誇るパチンコ業界に特化した業界随一の転職支援企業。有名法人や地域に根付いた地元有力企業など、常に1000件以上の求人が寄せられているサイト「パチンコキャリア転職」を運営している。20年以上の歴史があり、業界に精通したキャリアアドバイザー20名以上。全国47都道府県すべての地域で相談に対応する。

パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」