大手法人出身の元店長の問題アリな転職事例/パック・エックス

2017.01.10 / 連載

[連載第38回
パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」
失敗は成功のもと~振り返りと切り替え~

こんにちは。パック・エックス、キャリアアドバイザーの耳塚です。

何末年始、皆さんの店舗の営業状況はいかがでしたでしょうか。業界転職市場においては変わらず売手市場となっており、年末年始に関係なく新規求人オーダーが入ってきました。傾向としては中小規模法人で「これから規模拡大を図る」「組織編成を行う」、だから即戦力が欲しいといったご相談ケースが目立ちました。

このような前向きなご相談をいただくたびに「まだまだこの業界には希望や夢はたくさんある」ということを実感。今年もはりきっていきますよ~!ということで、新年一発目の転職のタメになる話しをしたいと思います。

もともとは業界大手法人にてマネージャー職としてバリバリ働いていたゴトウさん(仮名)。しかしそれは約5年前のことで、それ以降は異業種の営業職に就いていました。業界を離れてみたことであらためて待遇の良さ、面白さ、やりがいを思い出し、再度業界にて働きたいと転職活動を始めました。

が、業界大手でバリバリ働いていたという自信と自負が強すぎて「5年間の実務ブランク」「5年間の業界時間の流れ」に対する認識が甘くことごとく不採用という結果に……。理由はどの企業もほとんど同じで「的外れな自己PR」だったのです。現在の業界の事を調べず・理解せず、過去の栄光のみで面接に挑んでしまい、面接のその場で厳しいお言葉もいただくなんてこともありました。

「面接の結果を伝えるとゴトウさんはとても落ち込むだろうな」と思いきや、ゴトウさんは現在も業界で働いている方の話を聞くことで自分の立ち位置を再確認し、自分自身を見直し事前準備を行ってから面接に挑みたいと非常に前向きなリアクションをとっていました。要点をおさえた切り替えの早さに「これなら大丈夫」と感心したものです。

失敗は成功の母。失敗をしたら次回にそれを生かして成功につなげていけば良いのです。実際に面接を受ける中で結果のみに目がいってしまい、不採用理由や面接時の受け答えを振り返らずにいる方は次回以降も同様の受け答えを繰り返します。

希望していた企業から不採用を貰ってしまうのは非常に悔しいことだと思います。しかしながら、その経験を次回に生かしていく前向きな考え方は、確実により良い方向へつながっていくでしょう。今回のゴトウさんも失敗から得た経験を生かし、その後の面接でしっかりと内定を掴み新しい一歩を踏み出しています。

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(企業プロフィール)
株式会社パック・エックスhttp://www.pac-ex.com/

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