韓国IRの開発プランを発表/米モヒガンサン

2015.07.06 / カジノ

6月30日、米国のカジノリゾート運営企業モヒガン・サンは計画中の韓国・仁川国際空港付近の統合型リゾート開発計画の詳細を発表した。仁川国際空港公社と提携する同社は、空港敷地内の用地に総額16億米ドル(約1950億円)を投じてカジノやホテル、テーマパークなどを建設する計画だ。

発表によれば、同リゾートはテーブル250台、マシン1,500台のカジノのほか、計1,000室を備える2棟の高級ホテルや1,700平米におよぶショップ、レストラン、その他娯楽施設を含む統合型リゾートを建設。そのほか、3,500万米ドルを投じてプライベートジェット専用のターミナルを建設するほか、3億2000万ドル規模のアリーナ、1億4,000万ドルのテーマパークも建設する計画だ。また、同リゾートを「コスメティック&ビューティー・ハブ」と位置づけ、韓国で成長を見せるコスメやファッションを観光客にアピールする。

現在、開発に関しては韓国政府の文化体育観光部の承認およびライセンスの発行を待つ段階。モヒガン・サンのボビー・ソパーCEOはリリースの中で、16億米ドルにも及ぶ投資と2万4000人の雇用を生み出すことに言及し、「韓国の活発な経済に対して意義ある貢献ができることを楽しみにしている」と語っている。

※画像はリゾートの完成予想イメージとモヒガン・サンのボビー・ソパーCEO(今年5月のG2Eアジアにて撮影)

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