韓国「江原ランドカジノ」が好調

韓国で唯一、自国民の立ち入りが許されているカジノ「江原ランドカジノ」が業績を伸ばしている。

 同社が8月8日に発表した2014年第2四半期（4～6月）のレポートによれば、同期のカジノ売上は3460億ウォン（約342億円）で前年同期比16.2%の増加。また、施設全体の営業利益は、1005億ウォンで31.9%増加した。同社は、カジノのキャパシティを継続的に拡張したことが掛け金の増加につながったとしている。

江原ランドカジノは、国内で17あるカジノのうち韓国人が立ち入ることのできる唯一のカジノで、ソウルの南東約150キロの遠隔地に位置する。カジノやホテルのほかにもスキー場やゴルフ場などのレジャー施設も備える。また7月には、新たに「HIGH 1ウォーターワールド」と呼ばれる新施設を着工。58,000平方メートルの敷地に、屋外プールを含めた12のプールと15のスパなどを備えたウォーターテーマパークを建設する。総工費は1672億ウォンで、2016年の開業予定。