面接会場を間違えたマル珍エピソード/パック・エックス

2016.04.25 / 連載

[新連載]
パック・エックスキャリアアドバイザーが語る「転職のタメになる話」
第5回 「その面接会場は目的企業の会場ですか?」

こんにちは。パック・エックス、キャリアアドバイザーの耳塚です。今回は、面接でのハプニングのお話です。

弊社サイトにご登録いただいたヤマモトさん(仮名)は、とても報連相のしっかりした方でした。面接当日はいつも1時間前には現地に到着。事前に志望動機などを頭の中で整理し、面接ではそれを話すだけにする万全を期して臨まれる方でした。

しかし、いざ面接時間になると、企業担当者から「ヤマモトさんが面接に来ていない」と連絡がありました。直前まで最寄りの駅にいて、面接対策の話もしていたのに、どうしてでしょう?? 連絡を取ろうにも面接前なので、携帯電話の電源はOFFになっておりつながりません。企業担当者も私も状況を理解できず、とりあえず連絡が来るのを待っていました。

モヤモヤしながら待つこと1時間。「面接が終わりました!」と意気揚々の声で事後報告の電話が来ました。どんな話をしたのか聞いてみると、なんとまったく別企業の面接を受けていたのです(これは流石にビックリ)!

面接を受けながらヤマモトさんは「紹介された求人情報とまったく話が違うな」と感じたそうです。しかし、なかなか言い出せずにいたところそのまま話は進み、そしてそのまま面接が終了するという珍しいハプニングに遭遇したのでした。そして、元々面接を受ける予定だった企業の面接再設定は受理されずお流れに(まぁ、そうなりますよね……)。選考を進めたい企業の面接を受けることもできずに見送りとなる最悪な結果になりました。

別の日、今度は違う企業を受けることになりました。この日は少しぎりぎりに最寄り駅に到着。面接会場は駅から歩いて5分ほどの場所にあります。少し分かりづらい場所なので、道に迷わないかとても心配でした。面接が始まる10分前、ヤマモトさんから連絡が来て不安が的中。やはり迷ったと言うのです。場所を聞くと駅の反対側におり、まったく違う場所にいます。急いで駅まで戻ってもらい、駅から面接会場まで道案内をし、5分前に入室。今度こそ間違えず、選考予定の企業に着くことができました。対策は十分に練っていたので、面接はばっちり。見事内定を獲得しました。

ヤマモトさんはいろいろとハプニングを起こす方でしたが、入社して新たなステージで活躍しており、今では良い笑い話となっています。今回のお話の教訓は、どんなに面接の準備に時間を割いても、時間通りに会場に着くという基本ができていなければ本末転倒ということ。会場に到着したら「その会場が目的の企業であるか確認すること」をお忘れなく。転職であった嘘のような本当の話でした。

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(企業プロフィール)
株式会社パック・エックスhttp://www.pac-ex.com/

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