青山真将樹「極秘!Aタイプの不都合な真実」

2015.03.23 / 連載

【月曜】青山真将樹のデータダイナマイトweb出張版

第47回:驚愕‼ Aタイプの真実を教えてやる‼

Aタイプメインは市場全体の4分の1

以下が2015年3月、直近1カ月で3回以上20円パチスロで遊技した1000人に「どのカテゴリーをメインで遊技しているか」と聞いたアンケート結果だ。

20円パチスロ遊技層 カテゴリー別メイン遊技比率

1位:Aタイプ 26.4%※数字は支持率

2位:AT純増2.5枚以上 25.5%

3位:AT純増2.2〜2.4枚 13.2%

4位:ART純増2.0枚 8.9%

5位:A+ART  7.3%

※その他0.3%、気にしていない、わからない17.3%

昨秋以降、Aタイプの設置比率アップをやたらと煽る輩がいるが、実際、プレイヤーに聞いたAタイプメイン比率は26.4%だった。市場の約4分の1程度ということだな。つまり、Aタイプを過剰に設置して、商圏全体のAタイプ比率が4分の1を大きく超えると、稼働割れを起こす可能性が高いということだ。ここをよーく理解しとけよ。アンケートでは、Aタイプと30パイを別認識しているプレイヤーのために「その他」の選択肢を設けたが、その他回答率は僅か0.3%。つまり、30パイメインの人は概ね「Aタイプメイン」(←業界人が言うほど差を感じてないだろ)と回答していると推察できる。つまり、「Aタイプと30パイを併せて市場全体の4分の1がメイン遊技」という解釈が自然で、Aタイプ(30パイ含む)は適度なバランス感を考慮しながら設置するのが良い部門だといえる訳だ。

Aタイプは30パイ併せて25%~30%がベスト

データをみると、市場全体の4分の3はAT&ARTメインで、解釈としては「AT&ART=間口が広い一般的な部門」、「Aタイプ&30パイ=間口が狭いマニア寄りの部門」と考える方が適切だとオレは思うぞ。時々、「Aタイプは間口が広い遊び易い部門」と言うヤツがいるが、完全に「パチスロを打たない人の考え方」だな。リールだけでゲームを楽しめるのはパチスロをやり込んでいる客層で、時々、シニアや主婦も混ざっているけど、その人達が「マニア寄りなシニア&主婦」という解釈が適切だと思う。マニアが多いからAタイプの育成には放出が欠かせない訳で、その点をふまえても「放出部門として無理のない設置比率」をしっかりと考える必要があるな。

どうだ、今日の話もためになったろ? 納得したら、早速、商圏のAタイプ比率をチェックして自店が過剰設置になっていないか分析してみろ‼ わかったか‼ 今週は3月26日に福岡でPidea web登場コンサルタントが勢揃いする「トップコンサルタントマスターズ in 福岡」を開催するからな、残席がわずかだけど、業績を上げたいヤツは下記ページから申し込んで福岡に集合だ‼ 待ってるぜ‼

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グローバルアミューズメント(株) 代表取締役 青山真将樹

元 Hondaの商品企画プロジェクトリーダー。2007年とあるコンサル会社に入社。在籍6年9か月で4度の年間コンサルティング受注額1位を獲得。トップ コンサルタントとして活躍する一方、サラリーマンコンサルは業界に貢献できないと痛感。2013年12月独立。各種データを駆使し、メーカー& ホールの双方にコンサルティングを行う業界唯一のコンサルタントであり経営者。

 

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