青山真将樹「パチンコメーカーブランド力偏差値（前編）」

【月曜】青山真将樹のデータダイナマイトweb出張版

第63回：最新メーカー評価ランキング（パチンコ版　前編）

さぁ、いよいよお盆商戦に突入したな‼。ルパンの初期稼働はどうだ‼　今日もいい話を聞かせてやるから、ちゃんと読まないと“ダッシュミドル”で場外までふっとばしてやる‼　わかったか‼

2015年7月のメーカーブランドイメージランキング

2015年は、メーカー序列が本当に大きく変わった年だな。特にパチンコ市場は、今まで上位にいたメーカーがかなりシェアを落としているから、パチンコ業界の歴史の中でも、大きなターニングポイントになるかもしれないな。機械投資効率を更に上げたい、ホール機械選定者からしてみれば、「どうやって勝ち組メーカーとの付き合いを深めるか？」という点が更に重要になってきてる。お前等に特別に、現在のメーカー序列について教えてやる。今週、来週の2回に渡って連載するから、今後の機械購入の参考にしろ‼　わかったか‼

【ホール機械選定者　パチンコメーカーブランド評価調査】

１位　平和　ブランドパワー偏差値　71.05

　調査対象19メーカーの中で、最もブランド評価が高いのは平和という結果となった。おめでとう。ルパンの評価だけでなく、全体的な稼働貢献、収益貢献、営業マン評価、品質評価等、全ての項目が高評価で総合評価ではダントツ1位となった。2位メーカーと偏差値で10以上違うので、ブランド信頼度では圧倒的といえる。ルパンの稼働がどうあれ、平和の営業マンとは仲良くしとけ‼

 

２位　藤商事　ブランドパワー偏差値　60.28

今回調査では、ブランド評価ランキング2位は藤商事となった。「え、サンセイじゃないの？」という声が聞こえそうだが、商品評価だけでなく、全体的な稼働安定感、収益安定感など、“ハズレの少なさ”が評価を受けて2位にランクイン。（但し、１位の平和が突出していて、２〜５位はダンゴ状態。）今後、ハズレが少ない堅実さはより評価される可能性があるので、来年はシェアを伸ばすかもしれないな。注目しとけ‼

 

3位　三共　ブランドパワー偏差値　58.05

ブランド評価ランキング3位は老舗の一角、三共となった。「え、サンセイじゃないの？」という声が聞こえそうだが、F．クイーン、F.パワフルの長期稼働＆収益貢献により、「三共は来年以降、伸びるんじゃないの？」というイメージが市場に広まっているな。将来期待においては、平和に次いで2位のスコアだった。来年、パチンコはMAXタイプが無くなり、主軸機も大きく変わってくる可能性があるなが、甘デジやライトミドル部門が強い、三共は今後、動向に凄く注目だな。三共の営業マンと仲良くしとけ‼

どうだ、凄く勉強になったろ。今日は前編だから、来週の後編も必ず読むんだぞ。あの、メーカーは何位だろうな‼。　今週の授業はこれまで、またな‼

 

（回答数）　全国77法人　101人の機械購入関与者＆担当者

（調査期間）　2015年7月3日〜13日

（評価内容）

　品質評価、稼働貢献印象、粗利貢献印象、将来期待、営業政策評価、営業スタッフ評価

　好意イメージ評価の7分野に関する得点偏差値を平均し“ブランドパワー総合偏差値”を算出。

（評価対象メーカー）主要メーカー19社（複数ブランドはブランド別に評価）

 

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グローバルアミューズメント（株）　代表取締役　青山真将樹

元 Hondaの商品企画プロジェクトリーダー。2007年とあるコンサル会社に入社。在籍6年9か月で4度の年間コンサルティング受注額1位を獲得。トップ コンサルタントとして活躍する一方、サラリーマンコンサルは業界に貢献できないと痛感。2013年12月独立。各種データを駆使し、メーカー& ホールの双方にコンサルティングを行う業界唯一のコンサルタントであり経営者。