青山真将樹「ジャグラー固定客化の秘伝」

2014.10.28 / 連載
【週刊】青山真将樹のデータダイナマイトweb出張版

第27回:高設定ジャグラーで30代男性を取り込め

オス、読者諸君、毎日勉強しているか‼ 今週も「データダイナマイトweb出張版」の講義をはじめるぞ‼ 今週は超重要テーマ、「ジャグラーの固定客化」についてデータ解説してやるぞ‼ ちゃんと聞かないヤツは恥ずかし固めでフォールしてやる‼

■ジャグラー固定客を増やすために狙うべき客層とは‼

まずは写真2枚目を見ろ。これは年初(2014年1月)、直近(2014年10月)の2点で20スロジャグラーメインプレイヤーに聞いた年代別構成比だ。年初からの変化を観察しろ‼

【ジャグラーメイン客 年代構成比較(2014年1月VS10月)】※写真2枚目参照

対象:直近1ヵ月に3回以上20円パチスロを遊技したプレイヤー ※性年代構成比は参加人口比率と同等に割付。内、「ジャグラーをメインで遊技する」と回答した客層。

これはジャグラーメイン客全体の中で、「各年代の比率が何%を占めるか?」という調査結果をまとめたモノだ。ちなみに足元(10月)時点で、ジャグラーメイン客のウチ、多い世代は、以下のとおり。

1位 男性30代 27.4% ※数字は構成比

2位 男性40代 19.4%

3位 男性50代 14.9%

ちなみに、女性も全年代を合算すると17.8%を占める。サラリーマン層、おじさんプレイヤー、女性客と多様な客層を固定客化できる点は、ホールにとってのジャグラーの大きな魅力だと思うな。

■ジャグラー固定客アップの原理原則を理解しろ‼

 では、年初に比べてどの客層が構成比増となっているか?増加している年代は以下だ。

男性50代 +5.1P / 男性30代 +3.2P / 女性合計  +1.9%

これはちょっと不思議な現象だな。特徴の違う世代が混在している。

・男性30代層 ⇒ 情報感度も高め。設定・勝ちに対するこだわりが強い。

・男性50代、女性 ⇒ 情報感度低め。「勝てそう感」を重視する。

このように嗜好性を大別できるな。じゃぁ、なぜ、特徴の違う客層が増えているのか? ジャグラー固定客化の原理原則を理解すると、スッキリ理解できるぞ。

【ジャグラー固定客化の原理原則】

Step1:店が高設定を継続的に使い男性30代客層を増やす。

Step2:全体客数が増えだすと、「勝てそうな印象」が増え、おじさん・女性客が増える。

Step3:おじさん・女性客が定着すると、常に客数が高位安定状態に入る。以前ほど、高設定を使わなくても客数が増えていく。

どうだ、分かったか‼ ちなみに、「男性20代の方が、高設定に対する感度が高いのでは?」という人がいるが、そのような情報は「古い考え方」だ。昔に比べ、5号機世代の若者は、勝ち、設定に対する意識は弱くなっている。高設定を使って集客できるのは「ヒマな若者」よりも「30代サラリーマン層」だから、まずは土日の高設定を使いながらジワジワ客数を増やしていくと、年末・お正月商戦頃には、おじさん&女性層など、フォロワー層のジャグラー客数アップが期待できるぞ‼ どうだ、お前等‼ 今日も凄く良い話をしたからな。絶対に実践しろよ‼ それじゃ、またな。

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グローバルアミューズメント(株) 代表取締役 青山真将樹

元 Hondaの商品企画プロジェクトリーダー。2007年とあるコンサル会社に入社。在籍6年9か月で4度の年間コンサルティング受注額1位を獲得。トップ コンサルタントとして活躍する一方、サラリーマンコンサルは業界に貢献できないと痛感。2013年12月独立。各種データを駆使し、メーカー& ホールの双方にコンサルティングを行う業界唯一のコンサルタントであり経営者。

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