遊技人口1150万人へ回復?/日本生産性本部

2015.07.14 / ホール

7月13日、日本生産性本部は「レジャー白書2015」の概要を発表した。

発表によると、2014年のパチンコ参加人口は1150万人で前年の960万人から180万人増えたことが分かった。参加人口の増加は4年ぶり。1年間の年間活動回数は前年の27・5回から4・7回減の22・8回。一方の年間平均費用は、前の年から1万2000円上昇して8万5200円。2012年と同水準まで回復したことが分かった。

また市場規模は24兆5040億円で、前年から5010億円減となっている。

ただし、日本生産性本部ではパチンコの市場規模について統計の検証を行い、過去数年に遡って数値の見直しを行い、上方修正を行っている。2013年数値も昨年発表した18兆8180億円から25兆0050億円に上方修正した。

都内パチンコホール店長は言う。

「客が増えている実感はありません。売上も減っています。客が増えたなんてホールも聞いたことがない。統計の数字と現場の感覚はかけ離れています。レジャー白書の参加人口回復はポジティブな数字なので、否定するつもりはないですが、こんなものに一喜一憂する業界人はいないのではないでしょうか」

「レジャー白書2015」は8月4日に発刊予定。

※写真はイメージ

レジャー白書2015, 参加人口, 日本生産性本部