最新参加人口パチンコ991万人で微増/GA社調べ

2015.04.20 / ホール

4月17日、グローバルアミューズメント株式会社(GA社)は「パチンコ・パチスロ参加人口調査 2015年版」を都内で発表。パチンコの参加人口(理論値)は991.1万人(前年比102.8%)、パチスロは710.5万人(前年比105%)で、両者とも昨年にくらべて微増していることが分かった。

本調査は昨年に続き第2回目の実施。約3万人を対象にした今年3月時点のインターネットアンケートの回答内容をスクリーニングし、分析を行っており、パチンコ・パチスロ別の参加人口、両方遊ぶ重複参加人口、世代別・年代別人口はもとより、エリア別参加人口などを推計している。

冒頭のパチンコ、パチスロ参加人口以外には、重複参加人口がパチンコで334.8万人、パチスロで54.2万人であった。解説した同社の青山真将樹社長は「3カ月以内の参加は無いが参加意志があるという人の推計も出している。参加人口のポテンシャルはまだ高いことが分かった。しかし前回調査で同様に参加意志があると答えた人で、今はもうその意識も無いと回答された人が相当数に上り、裾野の縮小をうかがわせている。業界としては大きな問題。時間をかけ、社会に受け入れられるさまざまな取り組みが必要だ」と提言した。

 同社はパチンコ忌避の原因として「投資負担が大きくなっていること」と「タバコ」を挙げている。

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