近畿の社協に車椅子40台を寄贈/関西遊商

2019.12.27 / 組合・行政

関西遊商(小西哲也理事長)は、2012年にスタートした社会貢献活動「車椅子贈呈式」を実施。今年は12月13日から12月23日にかけて近畿2府4県の社会福祉協議会を訪れ、計40台の車椅子を寄贈した。

贈呈日程を締めくくる12月23日には、小西哲也理事長と総務委員長の加藤誠一副理事長、田家和宜事務局長らが大阪市中央区にある社会福祉法人 大阪府社会福祉協議会の社会福祉指導センターを訪れ、府下7社協に10台の車椅子を寄贈した。小西哲也理事長から寄贈目録を受け取った大阪府社会福祉協議会の田中進常務理事は「多くの福祉関係者とともに協力しながら”福祉と共生のまちづくり”を展開していく中で地域と高齢者がつながりあう、伝え合って支えあっていく社会を作り上げていくことが役割だと考えている。そうした社会に大事なものは移動手段。車椅子の需要がますます高まってくることからも、福祉の取り組みへの理解と支援をお願いしたい」と謝辞を述べた。

寄贈された府下7社協の代表者からは「老朽化が進み、買い替えの時期を迎えていたのでありがたい」「20台の車椅子を必要に応じて貸し出しているが足りない状態」「高齢化が進む中、車椅子は何台あっても足りないくらい」「年間60台以上の貸出申請があり、大切に有効活用させていただく」「毎年こうして車椅子を頂けることに、大変感謝している」など感謝のことばが寄せられた。

関西遊商の車椅子寄贈事業は、今回で8回目。毎年秋に開催するチャリティゴルフコンペで集まった浄財を原資として車椅子を購入し、近畿2府4県の社会福祉協議会に寄贈している。

その他の寄贈日程は以下の通り。12月13日 兵庫県社会福祉協議会(8台)、12月16日 和歌山県社会福祉協議会(5台)、奈良県社会福祉協議会(5台)、12月18日 京都府社会福祉協議会(7台)、滋賀県社会福祉協議会(5台)。関西遊商では、これまでに累計320台の車椅子を贈呈した。

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