豪カジノ王が3度目のラスベガス挑戦へ

2014.08.07 / カジノ

8月4日、オーストラリアのカジノ運営会社クラウン・リゾーツは、ラズべガスの目抜き通り「ラスベガス・ストリップ」にカジノ開発用の土地約14,000平方メートルを取得したと発表した。

この土地は、もともと「ニューフロンティアカジノ&ホテル」があった場所で、クラウン・リゾーツが競売により2億8000万米ドルで取得。「ウィン・ラスベガス」の元社長アンドリュー・パスカルを現地新会社のCEOに迎え入れ、新規カジノリゾートの開発を行う。来年後半にも着工を開始し、2018年頃の開業をめざす。クラウンリゾーツは、以前にも2度ラスベガス進出を試みたが、成果を出せずに撤退した経緯がある。同社会長で「オーストラリアのカジノ王」と呼ばれるジェームズ・パッカーは「過去の試みでは目標を達成できなかったが、今回は素晴らしい現地パートナーと最高のロケーションを得ることができた」とコメントしている。

クラウンリゾーツは、メルボルンを拠点としてオーストラリア、イギリスなどでカジノリゾートの運営を行う。また、マカオではローレンス・ホーとの合弁で「シティオブドリームス」などのカジノ運営も行っている。現在は、フィリピン・マニラや豪シドニーでも新リゾートを建設中だ。

画像:©littleny / Shutterstock.com

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