舛添都知事「カジノは優先事項ではない」

2014.06.10 / カジノ

6月6日、ロイターによると、舛添要一東京都知事は日本記者クラブで会見を行い、「カジノ誘致は優先事項ではない」との考えを示した。


先月末、安倍晋三首相がシンガポールのカジノ訪問した際、同様の施設の導入を成長戦略の目玉にすると発言したが、舛添知事はカジノの合法化が「日本の法制度とどう整合性をとるのか、国会でしっかり審議していただきたい」と述べたうえで、「私にとってこれ(カジノ)は優先事項ではない。カジノをやらないと経済がよくならないとは思わない」と発言している。一方で大阪府は、すでにカジノ誘致の候補地を「夢洲(ゆめしま)」に絞り込む方針を示し、6月7日には、府選出の自民党議員に対してカジノ誘致の必要性を訴え予算の要望を行うなど、東西の大都市でカジノ導入に対する姿勢の違いを鮮明にしている。

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