等価廃止はマイナス?/エンビズDI調査

2015.11.09 / ホール

11月2日、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所から「第62回パチンコ景気動向指数(DI)調査報告書」が発表された。

調査期間は本年9月17日から10月1日まで。回答企業数47企業(62地域)に上った。景況感を調べている同調査では、毎回、旬のテーマを設定し質問する「トレンド・ウォッチ」を併せて実施しているが、今回のテーマは「等価交換廃止時の影響」について。いわゆる業界等価に関する質問を行っている。

同調査によると、売上や粗利から判断する「全般的業況」は前回の▲43.4から今回▲34.4と9ポイント回復。3ヵ月後の見通しは▲50.8となり、深いマイナス領域での推移が続いている。 トレンド・ウォッチにおける等価交換廃止時の影響では、廃止された場合の「稼働」、「入替経費」、「粗利」などの見通しを質問。この結果、いずれの項目でも「どちらでもない」との回答が最多を占め、営業状況に直接的な影響が出るとは考えていない企業が多い事がわかった。

エンタテインメントビジネス総合研究所, パチンコ景気動向指数(DI)調査報告書