Aclubが消費税対応時の営業施策セミナー開催

2014.06.30 / ホール

6月25日、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所(藤田宏社長)の会員制情報サービス「Aclub」は都内会議ホールで、セミナー「どうする消費税増税後の営業施策」を開催した。

セミナーでは、まず消費税が8%に引き上げられて以降の消費者動向や嗜好の変化などの外的因子と、外食や小売といった異業種の対応状況を紹介。この中で消費者は、損をしたくない心理が増長している一方、高価だから購入しないという訳でもない、と価格と品質に対して嗜好の二極化が起きていると指摘があった。またそれに対応して商品やサービス開発は「付加価値の追求」による需要喚起に向かっているとして事例が述べられた。

パチンコ営業においては、遊技料金の変更、賞品の値上げ、コスト削減といった方法で増税対応が図られていると現状を報告。その上で、前述の消費者動向や異業種対応事例に照らし、パチンコ営業でも「プレイヤーに損の感情を極力与えない対応が求められる」(講師を務めた同社営業コンサルタントの一色豪氏)と話があった。

さらにセミナーでは対応方法毎に、具体的な遊技機管理や予算の見積り方、競争力を高めていくための組織的な活動といった点についてノウハウが紹介された。

Aclub, エンタテインメントビジネス総合研究所, セミナー, 藤田宏