神保美佳コラム「CR哲也２のカフェインドリンク」

第１３回　神保美佳のマニアックコラム「展示会おみやげ品評会」

CR哲也2〜雀聖再臨〜のカフェインドリンク

　Daiichiはこのほど、上野ショールームを支店と一体化して移転を行い、21日は新機種「CR哲也2〜雀聖再臨〜」発表を兼ねた、プレス向け発表会が行われました。私が業界誌記者になった25年ほど前以降の記憶ですが、同社は東上野エリアで3回目のショールーム移転になります。ちなみに前回の場所は元藤商事、今度の場所は旧ジョイコ（プリペイドシステム）のあった場所ですので、色々なメーカーなどが入れ替わっていることが分かります。

　で、そちらの発表会で配布されたおみやげが、写真1の「カフェインドリンク」2本セット。小冊子とともに透明なビニールに入れられた、ハンドメイド感溢れる（失礼）見た目になっています。…こういうグッズは徹夜作業が日常茶飯事な我々（編集やライター）にとっては有り難いものの、なぜこんなドリンクになったのでしょうか。

　まぁおそらく、哲也に引っ掛けた「徹夜麻雀」向けのグッズである可能性が高いと思われますが、こうしたドリンク系のグッズは今までにも、意外に沢山登場して来ています。とりあえず今回は箱等に入っていないドリンクをいくつか集めてみました。

　写真2は、2002年初代「CR北斗の拳」発表会のおみやげより。元々発売されている「アリナミン7」というドリンクを3つパッケージしたもので、間違いなく「777」をイメージしていると思われます。…が、私が頂いたものは写真の通り左端がズレてしまっていて、777が分かりづらい。これまで12年間、パックを開けて直そうかと何度も思いましたが、ケンシロウのシールがダメになってしまうことを恐れ、この状態が続いております。

　続いて写真３の右は、2002年に開催された「パチンコ博」でもらった「CR新海物語」の「確変サムドリンク」、左は「CRゼブラーマン」の「ZEBRA RUSHドリンク」です。後者は確変（バトル）中の栄養補給に、と書いてある一方、前者はちょっと…意味が分かりません（笑）。多分、飲めば〝確変サム状態〟になるのだとは思いますが、未開封なので詳細は不明。

　ちなみに写真４は2つを上から見たところで（※左右が入れ替わっちゃいました、ごめんなさい）、新海の方はフタの上にもロゴがプリントしてありマニアには高得点なところも、最後に書いておきます。
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神保美佳

1990年、パチンコ好き が高じてOLからパチンコ業界誌記者に転身。93年にフリーとして独立。以降、「パチンコ必勝ガイド」やスポーツ新聞、一 般誌、業界誌などで活躍。パチンコ関連グッズコレクターとしても有名で、これまでにパンフレットや遊技機の部品、展示会のお土産など数千点を収集。著書に 「パチンコ大図鑑777」（白夜書房）、「パチンコ年代記」（バジリコ）など。ブログ「Pachinko MANIAC WORLD別館〜気まぐれ日記〜」も随時更新中。