神保美佳コラム「ぱちんこ北斗の拳6拳王のお米」

2014.09.25

第11回 神保美佳のマニアックコラム「展示会おみやげ品評会」

 2002年に登場した初代以来、様々な進化を遂げている「ぱちんこCR北斗の拳」シリーズ。今月17日に発表された「ぱちんこCR北斗の拳6拳王」も、好評のゼロアタッカーや高継続率、大量出玉などを継承し、ヒットの予感を感じさせています。

 そんな注目シリーズの最新作ですから、おみやげも期待してしまうというもの。当日袋を頂くと…お、お、重い!? 何でしょう、いつにない重量感を感じるではありませんか。早速開けてみた私は、一瞬絶句。袋の中には写真1のような「お米」が入っていたのです。しかし、よく見るとラベル上部に機種名を印刷したシールが貼ってあり(写真2)、さらにお米の「ななつぼし」というブランド名から察するに、これは…北斗七星に引っ掛けた「ダジャレグッズ」という解釈でよろしいでしょうか(笑)。

 そういえば、割と昔からこの手のダジャレものは配布されており、けっこうインパクトが強かったのが2005年の「CRドロンジョにおまかせ」販促品の「ドロンボー一味セット」(写真3)。一味、という言葉通り、中には「一味」「七味」「ゆず七味」さらにはうどんまで入っていて、思わずニヤリとしたものです。

 さらに、強引ともいえるダジャレ? が炸裂していたのが、2003年サンセイが発表した「CR猪王」の「サバ缶セット」(写真4)でした。なぜサバ缶…? と思われるかもしれませんが、この機種は某「獣王」をパロディーにしたパチンコで、「ウリ坊チャンス=ウリチャン」などネーミングもBGMも色々とそっくり。というわけで、サバチャン…サバ缶などといったウルトラ力技が炸裂していたのではないかと推測できますね。

 さてそんなワケで、最後にもう一つ。2004年奥村の「CRチャールズ・チャップリン」おみやげには、写真5のような「茶ップリン」というストレートなダジャレグッズが出されました。当初は大ウケしていたものの、実はこれは元々あったおみやげ品ということが、後日判明。メーカーの特注でなかったのが残念ですが、一応ダジャレものということで加えさせてもらいました。

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神保美佳

1990年、パチンコ好き が高じてOLからパチンコ業界誌記者に転身。93年にフリーとして独立。以降、「パチンコ必勝ガイド」やスポーツ新聞、一 般誌、業界誌などで活躍。パチンコ関連グッズコレクターとしても有名で、これまでにパンフレットや遊技機の部品、展示会のお土産など数千点を収集。著書に 「パチンコ大図鑑777」(白夜書房)、「パチンコ年代記」(バジリコ)など。ブログ「Pachinko MANIAC WORLD別館〜気まぐれ日記〜」も随時更新中。

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