海南島〝キャッシュレス〟のカジノバー再閉鎖

2014.04.22 / カジノ

 中国のリゾート地として知られている海南島のお金を賭けないキャッシュレスのカジノバーが地元当局により再閉鎖された。

 このカジノバーは「マングローブツリー・リゾートワールドホテル」内にあるバー「ジェスターズ」で、2013年2月にオープンした。お金の代わりにリゾート内で使用できるポイントを客に配り、バカラやブラックジャックのテーブル約50台を設置し営業していた。しかし、オープン直後に「海南島でも近々カジノが解禁されるのでは?」と大きく報道されたのがやぶ蛇となり、この報道に慌てた当局によって閉鎖された。その後、9月に施設は再開されたが、今度はこれを模倣した違法の賭博場が乱立するという結果をまねき、これを重く見た地元当局は再び「ジェスターズ」を閉鎖してしまった。

 この事件を受け、中国の新華社通信は海南島当局トップの「海南島ではいかなる賭博も認めない」というコメントを改めて報じている。

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