機種にファンをつける活動を早急に!

2020.03.18 / コラム

新型コロナウィルスが世界で猛威をふるっております。
早く収束することを願うばかりです。

日本では昨年の台風被害で復興中の地域もあり、そこに新型コロナウィルスによる消費活動の低迷が加わります。

普段の日常では気付けないこと、多くの人の活動で経済が成り立っていることなど省みて、力を合わせて乗り越えていければと思います。

そんな中で、私たちの業界は新規則機へ移行していく年になります。
2月中旬に、知り合いの経営者の方(異業種)から電話があったのですが、観光に関係する業種もやっているのでこの先どうなるかというものでした。

その段階では、今の状況は見えていませんでしたが、「震災の時と同様に、お金を借りられるだけ借りておいた方が良いのでは?」とお伝えしました。

優良企業なのでキャッシュも内部留保としてありますが、いつまで続くか分からないときの経営対策はキャッシュが重要になります。

業界は新規則機への移行で入替費用が通常の年よりもかかります。法人様によって対策は異なると思いますが、いざという時の準備もしながら今年を乗り切ることを目指していく必要があります。

さて、すでに3月中旬ですが、皆様のお店の『新規則機導入進捗率』はどれくらいでしょうか?

私の身近なところでは、【P機40%・6号機50%】の法人様もあれば、【P機30%・6号機40%】のところもあります。

もちろん、入替予算によって新台と中古を織り交ぜて進めています。
強豪のチェーン店などは、『新規則機⇒新規則機』の入替も実施しているところもあるので、今年は入替に使えるお金の量によって大きく入替戦略は異なります。

単に新規則機に移行していけば良いわけでなく、競争の中で戦っていく(お客様喜ばせ競争で自店を選んでもらう)こともあり、安定してファンがついていて稼動と粗利が確保できていた旧規則機を撤去しながら、新規則機にファンをつけていくという活動も同時進行です。

━待ったなし、自店新規則機へのファン獲得━

前述したチェーン店様のように『新規則機⇒新規則機』の入替が可能な法人様は、市場で人気のある機種をどんどん導入していく方法もとれますが、「新規則機の新台も中古も、導入したら使い続ける必要がある」という法人様も多いと思います。

過去の入替であれば、稼動しない機種を定期的に入れ替えていく方法で良かったのですが、今年はとにかく“導入したらファンをつけていく努力”が必須になります。

P機・6号機で、低貸しに設置すれば動く機種もあるのでレートを活用してファンをつけていくことも出来ますが、それでも設置台数には限界があります。

粗利との関係上、4Pと20Sで動いて欲しい台数がお店によってあると思います。
4Pと20Sで『どのように稼動させていくか?』という課題に向き合い、ファンをつけていく施策を実施しなければ、今までの自然とファンが居なくなる状態になってしまいます。

私のクライアント様では、昨年の10月頃から新台や中古の入替で、とにかくファンをつけるための挑戦を続けています。

カテゴリー戦略と戦術、短時間遊技の機種提案、設定運用の工夫、お客様が「機種が分かる」ための台POP・・・など、実際に効果を上げてファンをつけているコーナーや機種が増えてきています。

P機や6号機で、中古だったとしても工夫をすればファンがつけられる機種は沢山あります。

大変な時期という事実は変わりませんが、挑戦する時期が早ければ早いほど結果を出す時期も早くなるので、機種を置いておくだけでなく、ぜひファンをつけていく活動をして参りましょう。







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