2024.08.13/メーカー
新型コロナウイルスの影響がついに経済にも如実に現れ始めた。
12日のニューヨーク株式市場はトランプ政権が打ち出したヨーロッパ各国からの入国禁止措置により、経済への影響の懸念から売りが殺到。過去最大幅の下落をおこした。NYダウ平均では前日終値から2352ドル安の2万1200.62ドルで終了し、2017年6月以来の安値に。
これに釣られるように13日の東京株式市場もNY市場下落の流れを引き継ぎ、取引開始直後から日経平均株価が一気に売りが殺到。一時は30年ぶりの大きさの下げ幅となる1860円を超えて1万7000円を割り込む場面も発生した。
13日の終値は午後の取引で持ち直したこともあり、1万7431円05銭(前日比1128円58銭安)に着地。日銀による措置などもあり目前の危機感は薄められたが、市場の投資家たちは下げ幅の大きさからリーマンショックの再来を危惧する声もある。
世界的に株式価格が下落する中、業界関連株のほとんどが前日比マイナスで終値を迎えている。ウイルスが経済へ与える影響は想像以上に大きく、株式市場も注視していかなければいけないだろう。
パチンコ業界関連株 13日の終値(前日比)