日電協が次世代パチスロで全日遊連へ経過報告

2014.09.26 / ホール

日本電動式遊技機工業協同組合(里見治理事長/日電協)から全日遊連に対し「次世代パチスロシステム」に関する経過が文書報告されていることがわかった。同文書は本年9月11日付で、里見理事長の署名で阿部理事長宛に送られている。

日電協が検討している次世代パチスロシステムとは、セキュリティー性を強化した新しい概念を持った遊技機の検討プロジェクトのことで、同プロジェクトの発足については本年7月2日付文書で全日遊連へ伝えられている。

経過報告として、日電協は「検討中の段階であるため、その具体的な内容をはじめ、セキュリティーの程度やコスト等も含めて、現時点で説明出来る状況には至っていない」と理解を求める一方「一部情報が錯綜している状況も見受けられることから、本件情報の取り扱いに配慮を賜りたい」と、不正確な情報で混乱を招かないよう申し伝えている。

現状について、ある組合関係者は「この件とは別に、先の警察庁からの指導もあり日工組と連携して開発の仕様に関する話も進んでいる。無関係でもなく、内容は行政も関係してくる事なので慎重にならざるをえない」と話している。

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