新組織「神戸山口組」が発足/山口組分裂

2015.09.07 / ホール

9月6日、指定暴力団山口組の2次団体だった山健組などの直系組長13人が、新組織を結成した。

新組織の名称は「神戸山口組」とみられ、組長には山健組の井上邦雄組長が就任するとみられる。新組織の構成員は数千人規模に上るとみられ、兵庫県警のみならず、愛知県警、警視庁なども警備強化する方針だ。

詳しい記者は言う。

「昔と違って山一抗争のような大規模なドンパチにはならないと見られます。戦争になった時点で、警察は総力を挙げて両組織を潰しにくるからです。特に、愛知県警は本腰を入れており、桝田好一県警本部長みずから大量摘発に努めてほしいと指示しているほどです。一方で、枝の組織では、多少の小競り合いはあるかもしれません」

また、

「暴排条例で暴力団そのものが一般社会と接点を持つことは少なくなっていますが、企業舎弟などを使って接触してくる可能性は十分にあります。とくにこのような状況下では、資金力がモノを言います。暴力団や企業舎弟から接触されても、パチンコ屋さんは絶対に付き合わないようにしてほしいです。もし、そんなことがあれば近所の警察に相談するようにしましょう」

 

※写真は平成26年度の警察庁暴力団排除ポスター

 

 

井上邦雄, 山健組, 山口組, 神戸山口組